689 東京港 オーストラリア艦隊(DDG41 BRISBANE)見学

689 東京港 観測記 平成12年10月7日 土曜 晴れ 11:40〜19:00

今日は、オーストラリア艦隊(DDG41 BRISBANE、AOR304 SUCCESS)が一般公開するので出動。10:30?発⇒11:30?晴海埠頭。さすがに待ち行列はなく、先着2名と歓談。ここでビールを頂くが、結構効く。12:30頃、展望室から俯瞰撮影。さて、ちまちま人数が集まった13:00、特にアナウンスもなく、乗艦が開始され、早速乗艦。が、どうも、AOR304 SUCCESSの公開はない様だ。DDG41 BRISBANEに乗艦、艦橋、ミサイルランチャー、艦首、艦尾と一巡、13:40?。続いて、DD131 せとゆき へ。テーマは搭載機。そして、オーストラリア艦の正面。ちょうど観艦式の券が出回っている時期で、あちらこちらで、トレード合戦。さて、帽子を売っていると言うので、再びDDG41 BRISBANE へ。「売り切れ」との事だったが、運良く、先日の中佐が帰艦。ゲットの指示を発令して頂く。さらに、先日見れなかった、機関室の件もあり、急遽、任務部隊を編成。が、出来れば艦船仲間全員をと思うのだが、通常ルートでない以上、先方への迷惑もあり、人選には悩む所だ。こういう場合、特に誰が良くて、誰が駄目と言う事はないのだが、必要以上に大規模にも出来ない。必然的に、同伴者程度の範囲になってしまう。が、今回、ずるずると規模が大きくなって、どうした物かと思ったが、中佐の寛大なご好意で、OK。早速艦内へ。先ずは機関室のうち、ボイラー室。1室に2基のボイラー。続いて、機械室。1室にタービン2基(高圧、低圧)、片舷の軸を駆動。これらが、2組あるそうだ。各部屋は、両舷一杯で、ボイラー、タービン、ボイラー、タービンと、シフト配置になっているが、破口が出来ると、1区画丸々冠水する。さて、一応目的を果たしたが、ついでにCICを所望、ツアー続行。CICの撮影は無しだが、まあ、みんなの記念だ。16:30?下艦、16:45 DD131 せとゆき のヘリを写して、下艦。AOR304 SUCCESS も、とっても見たい所なんだが、今日はどうしようもない様だ。最後に残留の4名、もしかして、イルミネーションの点灯を期待したが、無い様で、19:00解散、撤収。
今回、機関室に拘ったが、蒸気タービンは、今やレア物で、絶滅種に向かいつつあり、実際、初めて見せてもらった。感謝。

DDG41 BRISBANEは、C.F.アダムス級の艦で、元々の設計は、第二次大戦型駆逐艦の、戦後改良版を、対空ミサイル搭載艦化した物なので、ある意味、レア物。しかし、今でこそ、日本はイージス艦4隻を誇っているが、本艦新造当時は、海上自衛隊は「あまつかぜ」ただ1艦に対し、オーストラリアは本級3隻もあった。

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新規作成日:2000年10月7日/最終更新日:2000年10月7日