703 横浜港 無人航空機デモンストレーション

703 横浜港 観測記 平成12年12月13日 水曜 晴れ 10:00〜16:15
今日は、横浜海上防災基地で実施される、無人ヘリコプターの飛行実験を見に、横浜へ。10:00過ぎ、先ずは、横浜マリタイムミュージアム。リモコンカメラで港内を確認。図書室寄って、11:00過ぎ退館。展望タワーでお弁当。12:30頃、横浜海上防災基地へ。ちょうど、防衛大学校の実習艇が5隻、新港埠頭の内側に繋留されていた。先ずは、展示室で各社ブース。今回は、「海上保安庁が導入する無人ヘリ」と言う事ではなく、「海上保安庁が、無人機の利用に付いて検討するに当たり、各社を招いて、デモを見る」と言うもののようだ。13:00頃、1回目のデモフライト。富士重工の無人ヘリで、離陸後、プログラムに従い、高度50mで一巡、ホバリングの後、高度40mで一巡、ホバリングの後、模擬マリンマーカーを投下、一巡し、着陸。実は、最初のホバリングの後、模擬マリンマーカーを投下する予定だったが、離陸時にポロリと落してしまった。14:00〜15:00各社説明会。15:20頃〜2回目のデモフライト。今回は、飛行航路は同じだが、実物のマリンマーカーを2本搭載。が、前回の教訓で、落ちない様にしすぎた為か、所定位置での投下も出来ず…、残念。プログラムに従って着陸後、再び、マニュアルで落しに行くと言う事だったが、予定時刻に迫ったと言う事で、中止。
今回の無人機は、各機概ね10km前後の範囲の運用で、プログラミングによる航路設定や、自律飛行が可能となっている。リモコンは、姿勢制御に気を使う事無く、飛行航路の指定のみとなっている。また、無線が途絶えた場合は、当初のプログラムにより、帰って来ると言う優れもの。かつて、DASHが、リモコン操作の不慣れで多数失われ、衰退した事態を思うと隔世の感が否めない。

出展者
・ 川田/USNに160機
・ 佐藤建設工業/気象庁の依頼で11/8 DD122はつゆき から離着艦(カタパルト発艦、ネットキャッチ着艦)、三宅島のガスを探索
・ 日商岩井エアロスペース/SCHIBEL US陸軍、海兵隊、ドイツ、オーストリア軍
・ 富士重工
・ 三井物産エアロスペース/Bell
・ 三菱商事/シコルスキー
・ 山田洋行
・ ヤマハ


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新規作成日:2000年12月13日/最終更新日:2000年12月13日