764 東京港 第2期北西太平洋鯨類捕獲調査船団 目視採集船・第1京丸 出港
764 東京港 観測記 平成13年8月10日 金曜 曇り 13:35-14:30
- 漁業練習船 開洋丸(水産庁) 月島埠頭F4バース北側在泊(南向き)
- 漁業練習船 海鷹丸(東京水産大学) 月島埠頭F4バース南側在泊(北向き)
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- 漁業練習船 神鷹丸(東京水産大学) 月島埠頭F6バース北橋付近14:00入港(南向き)
- 漁業取締船 白嶺丸?(水産庁) 月島埠頭F6バース南より付近在泊(南向き)
- 漁業取締船 白萩丸?(水産庁) 月島埠頭F6バース南端付近在泊(南向き
- 海洋調査船 白鳳丸 (東京大学) 晴海埠頭HCバース付近在泊(北向き)
- 漁業調査船 照洋丸 (水産庁) 晴海埠頭HDバース付近在泊(北向き)
- 目視採集船 第1京丸 (共同船舶) 晴海埠頭HIバース付近(南向き)より14:00出港
- DDG171 はたかぜ IHI石川島播磨重工業中央岸壁にて工事中(西向き)
- DD108 あけぼの IHI石川島播磨重工業東側岸壁14:00入港(北向き)
今日は、目視採集船「第一京丸」の出港と、DD108 あけぼの の入港を求めて東京港へ。かつては捕鯨は、わが国の産業の一翼をになっていたが、最近では外圧などにより、調査という形でのみ実施されている。近年に至っては、反対団体の実力行使などもあったほどで、関係者も非常に敏感になっているためか、入港情報をつかんだのは当日夜で「あらまあ」状態だった。さっそく動こうとしたが、すでに2隻は出港済みと言う悲しい状態。体制を立て直し、昨日の午後、ひととおり撮影と見学。
続いて今日は、目視採集船「第一京丸」の出港。このタイプはキャッチャーボートでかつては捕鯨船とも呼ばれていた。13:30、移動中に目前を神鷹丸が通過し、いやな予感がしたが、DD108 あけぼの も、予定より早くに通過されてしまった。調査母船「日新丸」も16:00大井埠頭を出港するが、今日は断念、撤収。
第2期北西太平洋鯨類捕獲調査船団
調査母船「日新丸」(7,575トン、遠山大介船長以下113名)
目視採集船「第一京丸」(812トン、亀井秀春船長以下23名)
目視採集船「第二十五利丸」(740トン、廣瀬喜代治船長以下23名)
目視採集船「勇新丸」(720トン、松坂潔船長以下18名)
目視専門船「第2共新丸」(368トン、成田英憲船長以下20名)
餌生物調査船「とりしま」(426トン、嶌田佐船長以下14名、探海船舶(株)所有船)
調査の概要
(1)出港日時:平成13年5月10日
(2)調査期間:平成13年5月14日(開始)〜8月3日(終了) 82日間
(3)調査海域:三陸沖からカムチャッカ半島南方水域(7、8及び9区:別図参照)
(4)捕獲頭数等:
捕獲頭数 北西太平洋での資源量 資源に対する捕獲比率
ミンク鯨 100頭 2万5千頭 0.4%
ニタリ鯨 50頭 2万2千頭 0.2%
マッコウ鯨 8頭 10万2千頭 0.01%
(5)調査実施主体:
財団法人 日本鯨類研究所(TEL:03-3536-6521)
独立行政法人 水産総合研究センター遠洋水産研究所(TEL:0543-36-6000)
新規作成日:2001年8月10日/最終更新日:2001年8月16日