800 東京港 ピースボート 客船 OLVIA 見学

800 東京港 観測記 平成13年12月24日 月曜 晴れ 13:30?〜16:00

今日は、ピースボートの客船 OLVIAが、「One Day Peace Boat」を開催し、船内見学ができるので出動。13:00前後発、西小山⇒三田⇒東銀座⇒晴海埠頭。さっそく第二デッキより乗船、一巡して居室を見学、畳敷きの部屋もあった。1つ上がって、レストラン、売店、図書室。ブリッジデッキには通信室。乗員はウクライナの人で、ふと思ったら、ロシア語圏である。相談すると、船橋を見せてもらえた。多少クラッシックな機器ではあるが、広々としている。ボートデッキ等を巡り、順次下がって第4デッキはミラーバーとシネマ。船尾には車両甲板があるので、お願いして見学、が、もはや乗用車を搭載できる雰囲気はなく、貨物室と化していて、ピースボートの物資が積み込まれていた。ふと、機関室は…、1人で行くかエスコートがいるかと言うので、手間を掛けるのもなんなので単独で。確かに迷路に近いが、船である以上、空間は限られている。ちょうど機関要員が数名いて、調整後案内してもらった。大型の16?汽筒ディーゼルが2基、隣には小型の補機?4基。機関科は、10名程度はいるようだ。本船は、ウクライナ船籍の船で、運航要員はウクライナ人だ。船内サービスは、ピースボートの活動として仕切るので、サービスクルーは居ないと思っていたら、ある程度以上は確保しているようだ。
船内では、チャリティオークション、映画、STOP温暖化シンポジウム、ミュージカル、チャリティランチ、ピース・コンサート、ピースボート旅行説明会、などの各種行事が実施されていた。また、明日からの出港に備えて、関係者があわただしく動いていた。
クルーズ説明での船内案内時、初めての人はみな、窓があるかどうかをかなり気にしているのだが、電車のように、僅かな時間の交通手段と考えれば別だが、船内はパブリックスペースがふんだんにあり、自宅のように船室に篭ると言う事が、如何に無駄かを考えれば、寝るだけの船室、全く問題はないと思う。
むしろ、ピースボートの場合、運航が本来、一般のクルーズと言うよりも、社会見学や平和活動の色彩が濃いわけで、そこらへんの誤解の無いように徹底したほうが良いと思うのだが。
単に、価格の安さで、他のクルーズ客船並みのサービスを期待して乗船し、文句を言う人がいると言う事をしばし耳にするし。


戻る TOPに戻る

新規作成日:2001年12月24日/最終更新日:2001年12月24日