831 東京周辺4月の観測記

831w1 東京港 特別展示「クジラの週 知っていますかクジラのこと」

831w1 東京港 観測記 平成14年4月4日 木曜 晴れ 13:00〜12:30

4月1日(月)から4月5日(金)までの5日間、霞ヶ関の農林水産省本館1階「消費者の部屋」において『クジラの週 知っていますかクジラのこと』と題された特別展示が催された。会場にはマッコウクジラの下アゴの骨や、ミンククジラのクジラヒゲの他に、クジラの捕食や伝統捕鯨のパネル、鯨類捕獲調査のビデオ上映、捕鯨のパンフレット類やクジラのレシピカードの提供、試食コーナーやパソコンゲーム「クジラ3択クイズ」と盛りだくさんの内容だった。特に大型冷蔵ケース2台に収められた全国から集められた40種を越えるクジラの加工食品は、他では見ることの出来ない充実したものとなっていた。クジラの加工食品は、切干大根、筑前煮、刺身、さらしくじら、ハリハリ鍋、カツ、ベーコン、塩くじら、鯨くんせい、切くじら、鯨大和煮、ソーセージなどがあった。
「クエールくんのクジラ3択クイズ」は、子ども向けとの事だが、なかなかムズカシイ。一応、全問正解で、「クジラ博士認定証」ももらった。
クジラ大和煮は、学校給食以来で、非常に懐かしい味わい。
ミンククジラのクジラヒゲをお土産にもらって撤収。

会場の「消費者の部屋」は農水省本館の玄関を入って左手すぐの部屋。「シルクの週」などいろいろな特別展示を行っている。
農水省本館入り口では、身分証明書の提示を求められる場合もあるが、通勤定期でも何でも見せれば通れる。




831w2 横浜港 クリスタル・ハーモニー 入港

831w2 横浜港 観測記 平成14年4月16日 火曜 晴れ/曇り 9:15〜12:30

在泊の神奈川県警警備艇
神1(D31) しょうなん、神2(D8) あしがら、神3(D9) そうぶ、神4(D12) ゆり、神5(D10) はこね、神6(D11) みうら、神7 ちどり

今日は、クリスタル・ハーモニー 入港へ。現地機動の為には、車の方が便利なのだが、最近出動が多いのでテーマを絞る。8:11西小山⇒武蔵小杉・各停⇒8:52桜木町/8:54バス⇒9:06山下埠頭⇒9:15布陣。ちょうど本牧沖に確認。ベイブリッジをくぐり、タグボート「淡路丸」「武甲丸」のエスコートで、9:40着岸。タグが離れらと思っていたら、入れ替わりに作業バージが傍らに落着いてしまった。10:15⇒10:40山下公園を経由し、11:10大桟橋客船ターミナルまで順次撮影〜12:00。山下公園から赤レンガパークまで、山下臨港線プロムナードが出来ている。〜12:30赤レンガ倉庫、4/12から商業・文化施設としてオープンしている。12:57桜木町・急行⇒武蔵小杉にて撤収。


831w3 東京港 ブックフェア、日本科学未来館 見学

831w3 東京港 観測記 平成14年4月19日 金曜 晴れ 12:30〜15:30

今日は、有明ビックサイトで開催されている、ブックフェアへ。会場は東ホールの2棟を使用して開催されている。各種出版社、企画編集関係、電子出版関係が出展していた。
続いて、科学技術週間の行事で無料開放されている、日本科学未来館へ。船の科学館の近くに去年の夏からオープンしている。かなり大きな建物に、ゆったりとした展示をしている。歩行ロボットが職員として勤務し案内するという事だったが、一日何度かのショータイムだけのようだ。順路が不明確で、また各フロアが非連続なので、順番には見づらい。全般に、体験型で、見るだけではなく、体験したり質問したりという方式の展示である。

・日本科学未来館 (3570-9151) 〒135 江東区青海2−41
\500 10:00-17:00 火曜休館


831w4 東京 突入せよ!「あさま山荘」事件 試写会

831w4 東京港 観測記 平成14年4月25日 木曜 小雨 18:45〜21:15

今日は、突入せよ!「あさま山荘」事件 の試写会へ。ゆうまでもなく、1972年2月19日始まった、連合赤軍による、「あさま山荘」人質篭城事件である。長野県警と警視庁機動隊を動員し、殉職者2名を出しながらも人質を無事救出、犯人も全員逮捕する事件だった。長期化する篭城に、日本国民全員がテレビに釘付けになり、脅威的視聴率も記録している。当時小学生だった私も「ナイキミサイルでも打ち込んでしまえば良い物を」と思ってみていたものだ(ナイキミサイルは対空用で対地射撃は出来ず、そもそも犯人逮捕や人質救出という概念はロクに理解できない小学生の発想であるが、あくまで30年前当時の物である)。映画では、事件後、直ちに、長野県警(現場)と警察庁(中央)の対立が始まる。官僚構造や、現場と中央、階級間、部隊間でも、立場見解の相違でさまざまな問題が生起し、これがギャグ的要素も見せる。NHKの番組「プロジェクトX」でも放送された、隠された努力、暗中模索の事件対応の苦労も垣間見える。
現場陣頭指揮を執った、佐々局付(警察庁警備局付警務局監察官)の回顧録をベースにしており、若干、自己アピール的要素が見られるが、実態の詳細に付いては、どこまで真実かフィクションかの検証は難しい。
この事件後、連合赤軍の国内活動は壊滅し、やがて学生運動の時代から、バブルの時代へと向かって行く。機動隊の任務も、この後の成田空港を頂点として集団的衝突から、やがてテロ、薬物、災害派遣など、多彩な対応を要求される地代へと向かって行く。
この事件で殉職された、2名の警察官(内田2機隊長、高見警部)に、あらためて合掌。
映画は5/11から東映系で全国公開される。


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新規作成日:2002年4月5日/最終更新日:2002年4月25日