835 東京港 練習艦隊入港、アイルランド海軍 哨戒艦 P52 L.E.Niamh(ニーブ) 見学
835 東京港 観測記 平成14年4月12日 金曜 小雨/曇り 9:12〜17:30
- さるびあ丸2(東海汽船) 竹芝埠頭Pバース付近在泊(南向き)
- ヴァンテアン 竹芝埠頭Oバース付近在泊(南向き)
- かめりあ丸(東海汽船) 竹芝埠頭Nバース付近在泊(南向き)
- 漁業練習船 海鷹丸(東京水産大学) 月島埠頭F4バース南端在泊(南向き)
- 漁業練習船 神鷹丸(東京水産大学) 月島埠頭F6バース北端在泊(南向き)
- 漁業取締船 白嶺丸(水産庁) 月島埠頭F6バース南寄り在泊(南向き)
- 漁業調査船 開洋丸(水産庁) 晴海埠頭H3バース在泊(東向き)
- DD130 まつゆき 晴海埠頭HJバース付近12:00?入港(南向き)
- TV3513 しまゆき 晴海埠頭HJバース付近12:10?入港(南向き)
- TV3508 かしま 晴海埠頭HKバース付近11:50?入港(南向き)
- P52 L.E.Niamh (アイルランド海軍) 晴海埠頭HLバース付近在泊(南向き)
- 海洋気象観測船 凌風丸(気象庁) 建材埠頭RCバース付近在泊(北西向き)
- HL05 海洋、HL03 明洋 建材埠頭RDバース付近在泊(北西向き)離着岸訓練?
- HL04 天洋 建材埠頭REバース付近在泊(北西向き)
- LL01 つしま 建材埠頭RFバース付近在泊(北西向き)
今日は、遠洋航海に行く練習艦隊の各艦が入港するのでレインボーブリッジへ。8:28西小山⇒8:35目黒⇒8:51田町⇒9:12レインボーブリッジ。ちと遅れたかと気を揉んだが、逆に気配も無い。確認すると11:00の入港とか。はぁ、ふぅ。ちと用事に田町駅近くまで往復。11:06?大井沖を北上する各艦を確認。今回は後ろ姿を狙ってノースルートへ。中央付近に付いた所で先導のタグが通ったので待機。11:26?「かしま」艦首が見えた為、左舷側を撮影。航路の関係で船は右へ舵を切るので、結局真後ろばかりとなってしまった。台場側へ移動11:28「まつゆき」通過。11:33「しまゆき」通過。
11:50橋の出口⇒12:10田町。東京で用事を済ませて、13:40東京⇒13:55新宿、ヨドバシカメラでポジの上がりを回収、14:12新宿⇒14:25/27神田⇒14:32有楽町⇒14:50晴海埠頭。アイルランド海軍 哨戒艦 P52 L.E.Niamhへ。15:10乗艦。艦橋、機関制御室、機関室を見せて頂く。艦橋にはOTO3吋砲の操作機があった。カメラ映像で目標を見ながら、ジョイスティックで旋回俯仰し、ペダルで発砲する。機関室は2機のディーゼルと、3機の発電機があり、隔壁によりシフト配置とされている。士官室でコーヒーを頂きながら歓談。階級のアイルランド語を確認したが、通常使用しないらしく、辞書で調べていた。舷側の銃座(架台)には、礼砲が付けられていて、必要に応じ、12.7mm機関銃を取り付けるらしい。ふと、OTO3吋砲の艦内マウント部を見せて頂く。部屋はステンレス?が貼られていて、マウント直下は鍵付きの檻の中。マガジンは空で、今回は弾を積んでいない。代わりに酒類が置かれていて、倉庫代わりになっていた。17:30退艦。18:00⇒18:16銀座にて撤収。
アイルランド海軍 哨戒艦 P52 L.E.Niamh
全長: 約78.84m、幅: 14.00m、1,500t、速力: 23kt、乗員: 44名。OTO 3吋砲 x1、12.7mm x2。
アイルランド海軍最新鋭艦。アイルランド艦艇として最初のアジア歴訪艦。
LEは、Long Eireannach で、アイルランド艦の意味。
女性乗員が比較的目立ち、15%程度ではなかったろうか。
アイルランド海軍の主な任務は、漁業取締と海洋警察で、麻薬取り締り、警備救難、など、我が国の税関、海上保安庁任務も受け持つ。
艦艇も、ヘリ搭載艦1(国産)、外洋哨戒艦5(国産、英国)、沿岸哨戒艦2(旧英ピーコック)で、OTO 3吋砲搭載と強力ではあるが、海上保安庁の巡視船とほぼ類似の性格の艦艇のようで、実際、水産庁漁業取締船の任務が主要なようである。
兵員1144名。基地、司令部は、Cork。
新規作成日:2002年4月12日/最終更新日:2002年4月12日