847 東京周辺5月の観測記
847w1 東京 警察博物館、巡視船あまみ被弾船橋 見学
847w1 東京 観測記 平成14年5月8日 水曜 曇り/晴れ
今日は、警察博物館と、海上保安庁へ立ちより。
警察博物館には、階級章などが展示してあり、その確認がテーマ。また、あさま山荘事件で殉職された内田警視長(当時警視正)、高見警視(当時警部補)の遺品なども展示されている。尊い殉職者に合掌。
海上保安庁のある、国土交通省(旧運輸省、建設省)合同庁舎のロビーには、去年の不審船事件で被弾した、巡視船あまみの船橋部分を、5/7-5/17展示している。アクリルケースに格納され、この後呉の海上保安大学校の資料室に保存展示される。展示部分は、船橋正面5枚とその両脇の左右各1枚の窓と、その上下部分である。132発被弾したという巡視船あまみの船橋の展示部分は、左舷前方を中心に、約40発の弾の跡が見て取れる。ガラス窓は正面5枚と左舷1枚はすべて蜘蛛の巣状にヒビが入っており、ほとんどに弾が貫通している。一部防弾出来たのか、破片なのか貫通を免れているところもあり、合わせガラスの構造が見て取れる部分もある。鋼鈑部分にも多数の弾痕、貫通箇所があるが、良く見ると、ガラス窓に近い部分であり、かなり正確な意図による集中射撃で、この弾幕の中、負傷者が2名で済んだのは奇跡とも言える。尚、各窓の上部2箇所づつのテープで貼ってある箇所は弾痕ではなく、ワイパーの部品の撤去跡である。
◎警察参考室 (03-3581-4321) 霞ヶ関2−1−1 警視庁内
◎警察博物館 (03-3561-8251) 中央区京橋3−5−1
\0 10:00-18:00 月曜休館 警察の歴史に関する展示、ヘリ1号機、白バイの展示他。
847w2 東京 天理ギャラリー第116回展 大海原へ
847w2 東京 観測記 平成14年5月15日 水曜 曇り/晴れ
今日は、天理ギャラリーへ立ちより。5/12から、第116回展「大海原へ 〜コロンブスからペリーにみる西洋航海期〜」を開催している。以前から近所の天理教教会にポスターが貼ってあって興味があったのだが、掲載のホームページにも案内が無く、不安要素はあった。
天理図書館では、東西交渉史料を収集しており、今回は地誌、紀行、航海、探検記の分野より、航海記に焦点を当てた展示をしている。果たして会場には、1450-1856頃の、地図、海図、地球儀、天球儀、航海記、旅行記など、50点余りが展示されていた。
◎天理ギャラリー (03-3292-7025) 千代田区神田錦町1−9 東京天理教館9F
\0 10:00-18:00 会期中無休 2002.5.12-6.9第116回展 大海原へ
847w3 東京 平和祈念展示資料館 見学
847w3 東京 観測記 平成14年5月17日 金曜 曇り/小雨
今日は、新宿の、平和祈念展示資料館へ立ちより。太平洋戦争から戦後引揚までの人々の苦難の歴史の展示を行っている。海軍の善行章が肩章(本来は袖)とか、関釜フェリー(当時は連絡船)など、プアな部分は改善を要するが、コンパクトに貴重な展示をしている。
◎平和祈念展示資料館 (03-5323-8710)〒163-0231 新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル31F
\0 9:30-17:30 月曜休館 恩給欠格者、戦後抑留、引揚に関する展示。図書コーナーもある。
新規作成日:2002年5月8日/最終更新日:2002年5月17日