958 久里浜港−浦賀水道 CVN70 CARL VINSON 出港、東京湾フェリー くりはま丸 航海

958 久里浜港浦賀水道 観測記 平成15年5月15日 木曜 小雨 9:30-12:40

今日は、CVN70 CARL VINSONが出港するので出動。
本艦は5/10から横須賀沖に寄港していたのだが、沖合に停泊と言うことから、あまり目標としていなかった。それでも入港時、早朝より出動したものの、当初計画の入港航路のデータ確認に神経がいっていて、第二海保への絶好の機会をみすみす放棄して悔しい思いをした。また、入港時には、東京湾フェリーによる浦賀水道航路での洋上接触も考えられたのだが、早朝の為、作戦としなかった。入港当日には、たまたま海洋科学技術センターで、「かいよう」の体験航海が実施されており、乗船された向きには、格好の機会だったようだ。チャーター船による洋上撮影も企画したが、天候や警戒船、スケジュールや、度重なる作戦ミスにより、厭戦ムードが漂い、見送った。
いずれ近々寄港しそうだし、そんなこんなで、もうどうでもよくなっていた。
が、5/15朝出港、それも9:15浦賀水道航路INと言うことで、検討してみると、東京湾フェリーによる浦賀水道航路での洋上接触が、かなり期待できる状況であった。
しかしお天気は良くなさそうだ。とりあえず、出動態勢を整えて朝を待った。
果たして小雨。あまり成果も期待できないのだが、とりあえず出動。
7:30西小山⇒8:09/8:18横浜・特急⇒8:55京急久里浜、バス⇒9:15フェリー乗り場。
やはり雨の為、遠方は霞んでいるが、データ確認の良い機会でも有り、作戦挙行。
9:20くりはま丸乗船。とりあえず船内を撮影。9:30出港。東京電力 久里浜火力発電所の煙突も雲に隠れている状態。回頭などもあり、9:35過ぎ、港外へ。9:38 CVN70 CARL VINSON を11時の方向に確認。霧の彼方だ。9:40 かなや丸 反航。9:41灯台沖。9:46 CVN70 CARL VINSON は、くりはま丸の正面を南下。9:50 艦尾沖を通過(浦賀水道航路のほぼ延長線上と推定)。9:54霧の彼方へ消えていった。10:01 しらはま丸 反航。10:04港内へ、回頭、10:10着岸。
10:14手続上一端改札。天気が良ければ下船してと言うところだが、そのまま船へ。
10:35出港、10:41かなや丸 反航。10:52 MST463うらが が南下、10:54艦尾沖を通過(浦賀水道航路のほぼ延長線上と推定)。11:03しらはま丸 反航。11:10着岸、11:12下船。11:43くりはま丸 出港を見て撤収。
ついでに、近くのペリー公園へ。11:54-12:40見学。
久里浜・快速特急⇒泉岳寺⇒三田⇒西小山にて撤収。

CVN70 CARL VINSON伴走の船艇: PC ゆうづき、すがなみ など3隻、YTB。

・東京湾フェリー (046-835-8855)
・ペリー記念館 (046-834-7531) 横須賀市久里浜7−14
\0 9:00-16:30 月・祝日の翌日休み 久里浜港ペリー公園の中

東京湾フェリーによる浦賀水道航路での洋上接触であるが。
魚雷による攻撃の場合、射三角と言うものが使われる。的速、的針、などを加味して魚雷を発射するものである。旧海軍には、酸素魚雷と言う秘密兵器があった。約40ktの高速で、約40000mもの射程を持っていた。が、これとて、発射後、目標の針路が変ったりすると、そう簡単に命中するものではない。今回、おおよその時間の見当はついているが、正確なものでもないし、そもそも命中と言うことは海難事故になるわけで、しかるべく針路変更による回避航路が取られる。また、船の時刻は私が管制するものではないから、あとは運任せとも言える。
果たして9:15航路INで、9:50頃の横切りを想定していたが、空母の横切りが5分早く、また、フェリーは私の想定より5分遅くと言う事であった。



Dcim0380/DSC_3042. Dcim0380/DSC_3054. Dcim0380/DSC_3067. Dcim0380/DSC_3096. Dcim0380/DSC_3106. Dcim0381/DSC_3198. Dcim0381/DSC_3229.

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新規作成日:2003年5月15日/最終更新日:2003年5月15日