963 東京港 船の科学館 北朝鮮の工作船 一般公開

963 東京港 観測記 平成15年5月31日 土曜 雨 7:45〜16:00

今日は、北朝鮮の工作船の一般公開が始まるので、船の科学館へ。一般公開は午後からだが、その前に関係者向け行事が行われる。6:55?西小山⇒白金高輪⇒三田⇒大門、7:31浜松町⇒7:45?船の科学館前。台風接近で天気予報は雨。起きた時には降っていなかったのに、出掛けにパラパラ来始め、ついた頃には降り始めている。準備に手間取っているようで、先ずは第二会場へ。当初展示は屋外と聞いていたので、管理も大変だろうし雨だといやだなと思っていたら、武器類や工作員の遺留品関係は、羊蹄丸(第2会場)に展示されている。8:06-8:37 第2会場。続いて、8:43-9:45工作船と小型舟艇。工作船の船体は、前半は機関、後半は小型舟艇の船渠となっている。10:00から、開会式典。曽野綾子 日本財団会長と、海上保安庁長官の挨拶。続いて、招待者への公開。一般公開は、初日は13:00からの予定だったが、既に行列もでき始め、天気も悪く、関係者公開もスムーズに進んだ為、10:45過ぎには開始された。それほどの待ち時間を要する行列でもないが、羊蹄丸(第2会場)では、混雑緩和の為に、写真撮影を規制する時も有るようだ。
オーロラホールでは、「再検証・北朝鮮工作船事件」の講演が行われていたが、パネラーの重村智計氏の「我が国は4回朝鮮半島に攻め込んだが、朝鮮からは我が国に攻め込んだことは一度もないから攻め込まれる危険はない」という演説には恐れ入った。この中で我が国侵攻の第一回とされる「白村江の戦い」は、我が国が朝鮮半島の一国の援軍として出兵したものだし、「蒙古襲来」は元と朝鮮の連合軍である。毎日新聞にかかわる人物は、どうも一般常識に欠ける方が目に付く。
16:07のバスで撤収。初日の見学者数は約7800名らしい。

◆本館横(第1会場) 工作船と小型舟艇の展示
・工作船、小型舟艇、14.5mm対空機関銃。
◆羊蹄丸(第2会場)武器類や工作員の遺留品、工作船ドキュメントの放映
・パネル解説。
・国籍関係 電球スイッチ、金日成バッチ、腕時計、ボタン、タバコ、菓子袋、缶詰、コイン
板、集魚灯電球ソケット、救命浮環。
・偽装品・船体部品関係 プロペラ、銘板、刷板。
・通信機器関係 無線送受信機、無線機、ヘッドホン(2種)、無線送受信機、GPSプロッター、スイッチボックス、無線受信機。
・工作関係 英・ハングル辞書、手帳、地図(錦江湾付近、枕崎付近)、ポケットコンピュータ、携帯電話、トランジスタラジオ、双眼鏡。
・武器関係 7.62mm機関銃、7.62mm弾、5.45mm自動小銃(AKS-74)、82mm無反動砲(B-10)、携行型地対空ミサイル発射機、14.5mm弾、手榴弾、鉄カブト、85mmPG-7(改)榴弾、RPG-7、鉄製箱。
・衣類・国籍関係 木箱、潜水用手袋、チョッキ、オレンジ色防寒ジャンパー、毛布、防寒上着、赤色ベスト型救命胴衣。
・潜水関係 水中スクーター、水中スクーター部品、潜水靴、潜水具。
・偽装品・船体部品関係 扉、アルミ板、木片(ベニヤ板)、電子機器、ゴムボート。


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新規作成日:2003年5月31日/最終更新日:2003年6月1日