９７３東京港警視庁災害警備総合訓練、機動隊対抗舟艇大会

９７３東京港警視庁災害警備総合訓練、機動隊対抗舟艇大会

９７３警視庁災害警備総合訓練観測記平成１５年７月１１日金曜曇り/晴れ/小雨 9:35～16:30

今日は「警視庁災害警備総合訓練」を見に江戸川河川敷へ。8:25西小山⇒8:53/8:56神保町⇒9:23篠崎、9:35江戸川の土手へ。見下ろすと、そこにはおびただしい警察車輌が展開している。早速現場確認と、めぼしい車輌の写真を押さえる。ちょうど対岸では、市川市消防局の訓練設備が展開されているようだ。さて、天候だが、予報とは異なり晴れ間も覗き、暑い。10:20を期して、午前の予行開始。10:18部隊入場、部隊整列、総指揮官入場?、人員報告?、10:27警視総監臨場、10:30訓練開始報告、諸隊移動。10:33①、10:43②、10:53③、11:02④、11:14⑤、11:21⑥、11:30⑦、の各種訓練。11:49部隊集合、訓練終了報告、警視総監訓示。来賓挨拶。訓練終了。11:56警視総監退場。解散。
ふと、江戸川では、機動隊のボートが活発に動いている。確認すると、今日は、警視庁災害警備総合訓練の後、警備部長主催の機動隊対抗舟艇大会が行われると言う。
13:30報道集合、警視庁の行事なので、テレビ新聞各社が揃っている状況。
13:55部隊整列、総指揮官入場?、13:55人員報告、13:58警視総監臨場、14:00訓練開始報告、諸隊移動。14:05①、14:13②、14:20③、14:29④、14:39⑤、14:48⑥、14:57⑦の各種訓練。15:14訓練終了報告、警視総監訓示。来賓挨拶。15:30訓練終了。警視総監退場。解散。式典ではないので、警視総監栄誉礼や、国旗掲揚、部隊査閲などはなく、また、警視総監も、レスキューの活動服だ。
続いて、警備部長主催の、機動隊対抗舟艇大会。各機動隊から２０名の選抜で、５名づつの４往復。前回は平成３年と言うから、久しぶりの実施だ。前回優勝は第二機動隊。さて、天候だが、急激に悪化し、パラパラ。15:50開会式で、15:55開始、16:03一番艇ゴール。16:12閉会式、優勝旗授与。今回は第三機動隊が優勝、続いて、特科車両隊、第六機動隊。警視庁災害警備総合訓練よりも力が入っているようで、体育会系のノリである。16:30作戦終了、16:50篠崎⇒神保町⇒にて撤収。

参加部隊等: 人員1600名、車両160台、ヘリコプター7(2?)機、警備艇９(6?)隻、警備犬３頭。
警備艇は、視８つきしま、視９しおかぜ、視１１だいば、視２１すみれ、視２３すいせん、視２０はまちどり?。水上バイク２(水上署ひばり、第９機動隊)、ゴムボート (各機動隊)

①基本水防訓練(第４機動隊、第６機動隊) 積み土のう工法、土のうネット工法
②水防工法訓練(第５機動隊、特科車両隊) 水マット工法、釜段工法、鋼製わく入れ工法
③集中豪雨による埋没家屋及び被災車両からの救出訓練(警備第２課、機動装備隊、東京都警察通信部、航空隊)
④被災ビルからの救出救助訓練(第１機動隊、航空隊、警備第２課) ＊災害対策部隊、災害重機部隊
⑤大規模交通事故現場における救出救助訓練(第７機動隊) ＊交通機動隊＊機動救助隊
⑥ガス漏れ爆発事故によるビル崩壊現場からの救出救助訓練 (第８機動隊、生活環境課) ＊化学防護部隊＊機動救助隊
⑦大雨による洪水現場における救出救助訓練(第２機動隊、第９機動隊、交通機動隊、航空隊、東京水上警察署、装備課通信管理運用センター、機動装備隊) ＊水難救助隊
○その他関連訓練
幹部緊急輸送訓練(航空隊、自動車警ら隊)
被害状況把握訓練(航空隊、東京都警察通信部、装備課通信管理運用センター)
衛星通信システム運用訓練(東京都警察通信部、装備課通信管理運用センター)

尚、組織上存在するのは、第一機動隊～第九機動隊、特科車輌隊の１０隊などで、機能別部隊(爆発物処理・化学防護部隊、山岳レンジャー部隊、機動救助部隊、水難救助部隊、災害対策部隊、災害重機部隊、等)は、各機動隊の中で組織され、必要に応じて、合同部隊として行動するらしい。

新規作成日：2003年7月11日／最終更新日：2003年7月13日