海上保安庁観閲式参加 ロシア船舶

RusE2海上保安庁観閲式参加 ロシア船舶
平成14年度 海上保安庁観閲式に、関係機関外国招待船舶として、ロシア国境警備庁より、警備艇「プリモリエ」PRIMOR'YE が参加することになった。

今回もまた、事前に来航し、親善行事の後、観閲式に参加する。

かつては、漁民にとって北の脅威であった、ロシア国境警備隊であるが、近年では海上保安庁とも緊密な関係にあり、協力して海の安全と秩序の維持にあたっいる。
その意気込みは、国境警備隊のサハリン地域指揮官が放火殺傷されると言う痛ましい事件にも象徴されるとうり、裏の世界にとって脅威となっているほどである。

現時点での公式情報は、
警備艇「プリモリエ」排水量1500t 56m x 13m x 5.2m
となっている。

当方の調査では、同船は、ソールム級(Project 745P)の、武装航洋タグである。
船型は、航洋曳船、航洋タグ、或いはサルベージ船と呼ばれるものであるが、救難業務が一義的な船型である。
機関砲など、強力な武装も装備しており、領海警備業務にも充分機能する。
ただ、速力が余り速くはないようである。
ロシアは、派遣する船舶を毎回異なるものとしており、今回は特に別の型の船舶となり、興味が尽きない。


RusBGtug
Sorum-class (Project 745P) armed tugs
D: 1,210 tons (1,656 fl) S: 14 kts
Dim: 58.3 (55.5 pp) x 12.6 x 4.6
A: 4/30-mm 65-cal. AK-230 AA (II x 2)
M: 2 Type 5-2D42 (6ChN 30/38) diesels, 2 generators (950 kw each), electric drive; 1 prop; 2,500 shp (1,850 sust.)
Range: 6,750/13 Fuel: 297 tons Endurance: 40 days
Crew: 3 officers, 37 enlisted

参考資料:Naval Institute Guide to Combat Fleets of the World 2000-01 [CD-ROM]


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新規作成日:2002年9月19日/最終更新日:2002年9月19日