「江戸開府400年シリーズ<第3集>80円郵便切手」─「開国へ向かって」─

「江戸開府400年シリーズ<第3集>80円郵便切手」─「開国へ向かって」─
平成15(2003)年は、江戸開府400年に当たります。また、その時代が幕を閉じるきっかけとなったペリー来航から150周年を迎えます。そこで、我が国の中世から近代に至る約300年間の「江戸時代」をテーマとするシリーズ切手を発行します。


日本郵政公社は、平成15年7月1日(火)に、「江戸開府400年シリーズ<第3集>80円郵便切手」─「開国へ向かって」─を発行した。

切手の概要
名称 「江戸開府400年シリーズ<第3集>80円郵便切手」─「開国へ向かって」─
種類 80円郵便切手
意匠 黒船の図(船首)、黒船の図(船尾)、幕末風俗図巻、染付芙蓉手VOC字文皿、西洋婦人図、万年時計
発行日 平成15(2003)年7月1日(火)
印面寸法 黒船の図 縦33.5o・横28.05o、その他 縦33.5o・横25.0o  
版式刷色 グラビア6色
デザイン 森田 基治(切手デザイナー )
背景:亜墨利迦州迦爾波尓尼亜港出帆之図(部分)五雲亭貞秀画(神奈川県立歴史博物館 蔵)

●第3集は、「開国へ向かって」
江戸開府400年シリーズの第3集では、「開国へ向かって」をテーマにした切手デザインとなっています。

黒船の図(部分)
・ 下田港に停泊中のペリー艦隊旗艦ポーハタン号の図です。嘉永7(1854)年に黒沼直継が描いたものです。(了仙寺 蔵)
幕末風俗図巻(部分)
・ 全四巻からなる図巻のうち、ペリー艦隊再来航時の状況を描いた図で、「小安村茶店ヨリ異船ヲ見ル図」と題されているものです。(神戸市立博物館 蔵)
染付芙蓉手VOC字文皿
・ 長崎・出島のオランダ東インド会社(V.O.C)を通じ、西欧へ輸出されていた有田諸窯の陶磁器の大皿です。(江戸東京博物館 蔵)
西洋婦人図(部分)
・ 平賀源内が描いたと言われている油彩画です。エレキテルを発明した源内は、洋風画の理論的指導者としても活躍しました。(神戸市立博物館 蔵)
万年時計
・ 幕末から明治にかけて活躍した発明家の田中久重が作った和時計です。久重は、蒸気機関や電信機なども製作しました。(国立科学博物館 保管)

「「江戸開府400年シリーズ<第3集>80円郵便切手」─「開国へ向かって」─」

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上から2番目は東京中央郵便局作成封筒、他は私のオリジナル。
消印は、上2つは「江戸開府400年シリーズ<第3集>80円郵便切手」─「開国へ向かって」─の初日印、以下は横須賀浦賀局風景印、久里浜局小型印、下田局風景印、下田局小型印。



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新規作成日:2003年6月27日/最終更新日:2003年7月7日