日本ブラジル交流年 郵便切手
日本ブラジル交流年 郵便切手
明治41(1908)年4月28日、第1回日本人移住者を乗せた笠戸丸が神戸港を出航し、約2か月後の6月18日にブラジル・サントス港に入港しました。ここに日本人のブラジル移住が始まりました。
日本ブラジル(日伯)両政府は日本人ブラジル移住100周年にあたる、平成20(2008)年を「日本ブラジル交流年」としました。
今回「日本ブラジル交流年」を記念して、切手が発行されました。
日本ブラジル交流年
日伯両政府は、平成16年9月、小泉総理(当時)がブラジルを訪問した際に、ルーラ・ブラジル大統領との間で、日本人ブラジル移住100周年にあたる平成20(2008)年を「日本ブラジル交流年」として祝うことで合意しました。
日本ブラジル交流年では、世界最大の日系社会を有するまでになった日本人のブラジル移住の100周年を祝うことはもちろん、これに留まらず、より幅広い両国国民の間で交流事業を行うことで、未来に向かって日伯両国の結びつきを強めることを目指しています。
経済、社会、文化、芸術、学術、観光、スポーツなど幅広い分野での交流を行う予定です。
日本郵便事業会社は、平成20(2008)年6月18日(水)に、日本ブラジル交流年をデザインした切手を発行した。
切手の概要
名称 日本ブラジル交流年 郵便切手
種類 80円郵便切手
図案
(1) 移住開始当初のビザスタンプとコーヒー豆
移住開始当時(1908年)のブラジル領事館ビザスタンプ印影とコーヒーの豆・実
(2) コーヒーの実と笠戸丸
移住船「笠戸丸」とコーヒーの実
(3) キリスト像
リオデジャネイロのコルコバードの丘に立つキリスト像
(4) リオデジャネイロ
世界3大美港の一つ
(5)(6) イグアスの滝
イグアス川の下流にある世界遺産の一つ
(7)(8) サルバドール歴史地区
歴史的面影を残した建物が点在する地区であり世界遺産の一つ
(9) モルフォチョウ
ブラジルでポピュラーな蝶
(10) オニオオハシ
主に南アメリカに分布するブラジルの国鳥
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消印は、日本ブラジル交流年 郵便切手の初日印
新規作成日:2008年6月18日/最終更新日:2008年6月18日