Jpn 消防船 FL01 ひりゆう型 MSA

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消防船 FL01 ひりゆう 型
初代FL01「ひりゆう」の代替船。双胴船型の消防船。
大型タンカーなどの危険物積載船の大規模災害に対応するため、より強力な放水能力(旧型比約2倍)と、泡原液搭載量(旧型比3割増)を有している。
強力な放水銃を装備するため、煙突とマストが合体されている。
また、海上保安庁船艇として始めて、推進器にシュラウドリング付の旋回式可変ピッチプロペラが採用された。
消防船は、放水作業中は、放水による反作用で船位が交代するのを防ぐため、前進をかけている。
本船は、横浜海上保安部の、港長業務指定船に指定されている。
指定船制度とは、高度な知識、技能を必要とする特殊な分野の業務を的確に処理するため、所属船艇のうち一部の船艇に対し、特定の業務が指定されているもので、当該業務に関する訓練・研修の強化を通じて乗組員の能力の向上に努めている。
港長業務指定船は、航行安全、危険物荷役の安全指導に関するものである。
船名は、「飛竜」など、「竜」に因んで命名されている。
船価は約25億円。

総トン数: 322t
全長: 35.1m
最大幅: 12.2m
深さ: 5.5m
主機: ディーゼル 2基 2軸
出力: 4000馬力
速力: 14kt
武器: なし
船質: 鋼
航行区域: 沿海

同型船
FL01 ひりゆう 平成9年12月24日 横浜


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新規作成日：2001年11月28日／最終更新日：2004年11月15日