Jpn 設標船 LM11 みようじよう型 MSA



設標船 LM11 みようじよう 型
浮標の敷設や保守、回収を主任務とする、設標船。
瀬戸内海などの港湾海域における業務に当たるために建造された。
港湾周辺海域などの浅い海面に対応するため、喫水を小さくし、代って双胴船型とする事により、作業甲板を広く取っている。
先代が昭和47年に事故で沈没したため、その代替として建造されたが、先代の事故の教訓から、機関室に隔壁を設け、安全性を高めている。
船首の甲板に、航路標識(ブイ)を搭載し、船橋前の大型クレーンで揚収する。
平甲板型。
船体塗色は、作業で汚れやすいため、グレーに塗られている。
L-1型灯浮標3基を搭載できる。
作業甲板の舷側には、防舷材がつけられている。
船名は、「明星」など、天体に因んで命名されている。
尚、本船は2005.3.31解役された。

総トン数: 260t(旧)
常備排水量: 303t
全長: 27.0m
最大幅: 11.9m
深さ: 3.9m
主機: ディーゼル 2基 2軸
出力: 660馬力
速力: 11.0kt
航続距離: 1300浬
船質: 鋼
航行区域: 沿海
最大搭載人員: 18名

同型船
LM11 みようじよう 昭和49年3月25日 広島


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新規作成日:2004年11月9日/最終更新日:2005年5月7日