Jpn 巡視船 PL01 のじま型 MSA

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1000トン型巡視船 PL01「のじま」型
平成1年9月に建造された、1000トン型巡視船(救難強化型)。在来型の船型の後部に、ヘリの発着甲板を備えた船型。OIC(Operation Information Center)室を持ち、警備救難活動の、指揮船の能力も備えている。海上保安庁の巡視船のへり甲板は、特別な着船支援装置を装備していないので、パイロットの技量は高度なものが要求される。
船名は、建造時「のじま」であったが、配属先変更に伴い、「おき」に変更された。
従来の船に比べOICが、見通しの良い位地におかれている。
従来の1000トン型の特徴だった、減揺タンクは見当たらない。
また、後部へり甲板のため、マストは船橋に集められている。
そのため、航海灯は、船橋上部に独立して設けられている。
ヘリの発着甲板(救難甲板)とともに、航空機に対する燃料補給装置も備えており、格納庫を持たないが、相応の航空機運用能力を備えている。
水中テレビカメラを装備したROV、ハルソナーなどによる海中捜索救難システムや、7.5メートル型潜水支援艇など、高度な潜水作業の支援機能により、救難能力が向上している。
また、7メートル型高速警備救難艇も搭載している。
平甲板型。
船橋構造物は、船体中央に凝縮配置されている。
船名は、島根の「隠岐」に因んで命名されている。

総トン数: 993t
常備排水量: 1,500t
全長: 87m
最大幅: 10.5m
深さ: 5.5m
主機: ディーゼル2基 2軸
出力: 7000馬力
速力: 20kt
航続距離: 4,400浬
武器: 20mm多銃身機関砲×1
船質: 鋼
航行区域: 遠洋
最大搭載人員: 39名

同型船
PL01 おき 平成1年9月21日 境


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新規作成日:2001年11月28日/最終更新日:2004年11月9日