Jpn 巡視船 PM01 てしお型 MSA

500トン型巡視船 PM01「てしお」型
改4-350トン型巡視船 PM73「びほろ」型の改良型で、公称船型も500トン型巡視船と改められている。
船橋の窓は、四角と丸窓のバリエーションがある。
PM07「いさづ」は、当初、海上保安学校の練習船任務を与えられていたので、後部船室が他の同型船に比べて拡大されている。
切り立った船首、スマートな船体が特徴。
海上自衛隊の掃海艦と同程度の大きさ(全長:)だが、経済速力:重視のため、スマートな船型となっている。
一番船PM01「てしお」は、砕氷型の新PM15「てしお」就役に先立ち、新船に船名を譲っている。
平甲板型。
船名は、北海道の「十勝」「夕張」、茨城の「常陸」などに因んで命名されている。

総トン数: 526t(旧)
常備排水量: 630t
全長: 67.8m
最大幅: 7.9m
深さ: 4.4m
主機: ディーゼル2基
出力: 3000馬力
速力: 18kt
航続距離: 3,200浬
武器: 20mm多銃身機関砲 ×1
船質: 鋼
航行区域: 近海
最大搭載人員: 33名

同型船
PM01 なつい 昭和55年9月30日 小名浜
PM02 きたかみ 昭和55年8月29日 釜石
PM03 えちぜん 昭和55年9月30日 敦賀
PM04 とかち 昭和56年3月24日 広尾
PM05 ひたち 昭和56年3月19日 鹿島
PM06 おきつ 昭和56年3月17日 清水
PM07 いさづ 昭和57年2月18日 松山
PM08 ちとせ 昭和58年3月15日 留萌
PM9 くわの 昭和58年3月10日 小松島
PM10 そらち 昭和59年8月30日 紋別
PM11 ゆうばり 昭和60年11月28日 網走
PM12 もとうら 昭和61年11月21日 浦河
PM13 かの 昭和61年11月13日 下田
PM14 せんだい 昭和63年6月1日 山川


戻る TOPに戻る

新規作成日:2001年11月28日/最終更新日:2004年11月9日