Jpn 護衛艦 DD101 はるかぜ 型 JpnE

DD101 はるかぜ
p0271031. p0271033. p0272013. p0272027. p1211012.

護衛艦 甲型警備艦
DESTROYER
戦後初の国産甲型警備艦

護衛艦 DD101 はるかぜ (DD101はるかぜ型)昭和31年4月26日 三菱長崎 S28 ASU7002

昭和28年度計画で建造された、戦後初の国産甲型警備艦。乙型警備艦に対して、外洋型とされた。また、司令部設備を有し、旗艦機能を有する。
(「はるかぜ」は護衛隊旗艦設備、「ゆきかぜ」は自衛艦隊旗艦設備)
護衛艦と言う呼称はまだなく、警備艦とよばれていた。
アメリカ海軍のギアリング級を参考にして設計されたとされる。
平甲板型で、全通する甲板室を有する。5吋砲は、当時旧式化しつつあった38口径のものが装備された。
戦後の空白を埋める、習作的要素の艦である。
1957.4.1-1961.7.26 DD102ゆきかぜ は、自衛艦隊旗艦(2代目)を努めているが、この後自衛艦隊司令部は陸上に移った為、最後の自衛艦隊旗艦となった。
はるかぜ、は後に潜水隊群に配属され、短魚雷落射機と艦尾の爆雷兵装を下ろし、潜水艦発射魚雷の揚収ダビットと、揚収魚雷搭載架台が設けられている。
また、除籍の後は、江田島で停泊実習艦となった後、平成13年に解体された。
後継型はDD103あやなみ型、DD107むらさめ型。
艦名には、天象気象の名称から、「春風」「雪風」など、「風」に関する名称が付けられている。
DD とは Destroyer の略号で、元来は、駆逐艦 の意。

同型艦
護衛艦 DD101 はるかぜ 昭和31年4月26日 三菱長崎 S28 ASU7002
護衛艦 DD102 ゆきかぜ 昭和31年7月31日 新三菱神戸 S28 ASU7003



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新規作成日:2002年5月7日/最終更新日:2003年1月18日