Jpn 護衛艦 DE226 いしかり 型 JpnE



護衛艦
DESTROYER ESCOAT/ESCOAT VESSEL
日本近海の守りが任務

海上自衛隊で初めて対艦ミサイルを搭載し、北の守りにつく
護衛艦 DE226 いしかり (DE226いしかり型)
当初、退役が始まった、駆潜艇の代替えの、PCE(沿岸哨戒艦)として計画が始まったが、次第に要求が拡大し、DEとなった。
設計の経緯から、海上自衛隊では初めて、中央船楼型の船型となったが、護衛艦としては艦型が極小に過ぎた為、同型艦の建造には至らず、船体全長を拡大した「ゆうばり」型へ移行した。
対潜重視の傾向から、汎用的作戦化に移行し、海上自衛隊として初めてハープーンSSMを搭載した。
また、機関も経済性のディーゼルと高速発揮のガスタービンを組み合わせた、CODOG(Conbined of Diesael or Gusturbine、巡航時:ディーゼル、高速時:ガスタービン)方式を初めて採用されている。
艦名は、河川の名称より北海道の「石狩川」に因んで付けられている。
DE とは、元来は Destroyer Escoat の略号で、護衛駆逐艦 の意。
最近では、Escoat Vessel の略号である。

同型艦
艦種 記号・番号 艦名 竣工/編入 配属 定係港 建造所 計画年度 退役 備考
護衛艦 DE226 いしかり 昭和56年3月28日 大湊地方隊 第27護衛隊 大湊 三井玉野 S52

基準排水量:1290t / 満載排水量:1600t
主要寸法 全長85m×幅10.6m×深さ5.9m×喫水3.5m
主機:CODOG ディーゼル1基ガスタービン1基2軸, 出力:22500PS
速力:約25kt
船型:中央船楼型, 乗員:約90名
主要装備:  3インチ62口径単装速射砲:1基, 4連装SSM発射機:2基
 ボフォース対潜ロケットランチャー:1基
 3連装短魚雷発射管:2基
電子装備:  OPS-19 航海レーダー
 OPS-28D 対水上レーダー
 FCS-2 射撃指揮装置2型21
 NOLR-6C 電子戦装置(ESM)
 OLR-9B ミサイル警報装置


DEいしかり型 機関配置
ディーゼル1基ガスタービン1基2軸
Pict_0558.



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新規作成日:2001年11月27日/最終更新日:2002年6月18日