Jpn 護衛艦 DE227 ゆうばり 型 JpnE



護衛艦
DESTROYER ESCOAT/ESCOAT VESSEL
日本近海の守りが任務

スマートな いしかり型の改良艦
護衛艦 DE227 ゆうばり (DE227ゆうばり型)
当初、駆潜艇の代替えの、沿岸哨戒艦(PCE)として計画が始まった「いしかり」型の艦型が極小に過ぎた為、設計変更され船体中央部を拡大し、建造された。しかし、元設計にいささか限界が有る為、2隻で終了し、「あぶくま」型に移行した。
中央船楼型は、船体の大きさの割りに、艦内容積を確保する事が可能だが、逆に、艦首が小さく、凌波性に劣り、日本近海の外洋での行動には、いささか無理が有ったようだ。
艦名は、「夕張川」「湧別川」など、河川の名称に因んで付けられている。
DE とは、元来は Destroyer Escoat の略号で、護衛駆逐艦 の意。
最近では、Escoat Vessel の略号である。

同型艦
艦種 記号・番号 艦名 竣工/編入 配属 定係港 建造所 計画年度 退役 備考
護衛艦 DE227 ゆうばり 昭和58年3月18日 大湊地方隊 第27護衛隊 大湊 住重浦賀 S54
護衛艦 DE228 ゆうべつ 昭和59年2月14日 大湊地方隊 第27護衛隊 大湊 日立舞鶴 S55

基準排水量:1470t / 満載排水量:1760t
主要寸法 全長91m×幅10.8m×深さ6.2m×喫水3.6m
主機:CODOG ディーゼル1基ガスタービン1基2軸, 出力:22500PS
速力:約25kt
船型:中央船楼型, 乗員:約95名
主要装備:  3インチ62口径単装速射砲:1基, 4連装SSM発射機:2基
 ボフォース対潜ロケットランチャー:1基
 3連装短魚雷発射管:2基
電子装備:  OPS-19 航海レーダー
 OPS-28D 対水上レーダー
 FCS-2 射撃指揮装置2型21
 NOLR-6C 電子戦装置(ESM)
 OLR-9B ミサイル警報装置


DEいしかり型 機関配置
ディーゼル1基ガスタービン1基2軸
Pict_0558.



戻る TOPに戻る

新規作成日:2001年11月27日/最終更新日:2002年5月10日