掃海管制艇 MCL721 ふくえ 型
機雷戦艦艇
MINE WARFARE SHIPS
世界一の掃海能力を持つ海上自衛隊の掃海艦艇
掃海管制艇
MINESWEEPING CONTROL SHIP
次世代の掃海艦艇
最新の掃海システムを操る
掃海管制艇 MCL721 ふくえ(MSC630たかみ型) 昭和51年11月18日 日鋼鶴見 S49 99.5.13 MST476
新型掃海システムの採用により、平成になって新たに導入された艦種。
ドイツのトロイカ掃海システムのように、無人自航式の大型掃海具を誘導管制し、掃海する。無人の艇体は、水深の浅い海面にも自由に航行出来る他、より危険度の高い海域での使用にも、惜しげもなく投入できるメリットがある。
従来、小型掃海艇(MSB)6隻と、掃海母艇(MST)1隻で、港湾、沿海部などの浅い海面部分の掃海に当たっていたが、小型掃海艇(MSB)の退役に伴い、新システムの採用に至った。
運用する、遠隔操縦自航式掃海具(SAM)は、スウェーデンで開発された物で、左右の浮体の上に、構造物をのせ、掃海を行うもの。
磁気機雷と、音響機雷の掃海に当たり、掃海海面へのブイ(浮標)の設置も行える。
本型管制艇1隻で、遠隔操縦自航式掃海具(SAM)2隻を、同時に管制可能である。
艦名は、掃海艇時代のままで、島名に因んで付けられている。
MCL とは Minesweeping Control Ship の略号。
同型艦
掃海管制艇 MCL721 ふくえ 昭和51年11月18日 日鋼鶴見 S49 99.5.13 MST476
新規作成日:2002年5月12日/最終更新日:2002年5月12日