掃海艇 MSC672 うわじま 型
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機雷戦艦艇
MINE WARFARE SHIPS
世界一の掃海能力を持つ海上自衛隊の掃海艦艇
掃海艇
MINESWEEPER COASTAL
掃海部隊の中堅
掃海艇 ＭＳＣ６７２ うわじま （ＭＳＣ６７２うわじま型）
「はつしま」型の後継として建造された、第四世代の量産型掃海艇。
全長が若干伸びている以外は、外観上は、殆ど差違は認められない。
S-7(1型)機雷処分具や係維掃海具などにより、中深度掃討能力が付与されている。
S-7(1型)機雷処分具は、超音波水中映像装置をもち、掃海艇の上から、直接目視での誘導が行える。
現在の掃海艇に装備されている、２０mm機関砲は、JM61Mと呼ばれる物で、原形は、航空機搭載のバルカン砲であり、艦載用ファランクスCIWSの、射撃指揮装置と自動機能を除いた、銃身本体部分である。
掃海艇には、島の名称が付けられており、山口県の「宇和島」、兵庫県の「家島」、宮崎県の「築島」、岡山県の「前島」、沖縄の「久米島」、熊本県の「牧島」、山形県の「飛島」、芸予諸島の「弓削島」、鹿児島県の「長島」などの島名に因んで付けられている。
MSC とは Minesweeper Coastal の略号で、元来、沿岸掃海艇の意。
同型艦
艦種 記号・番号 艦名 竣工/編入 配属 定係港 建造所 計画年度 退役 備考
掃海艇 ＭＳＣ６７２ うわじま 平成2年12月29日 大湊地方隊 函館基地隊 第４５掃海隊 函館 日鋼鶴見 S63 2000.3from第１掃海隊群 第４掃海隊
掃海艇 ＭＳＣ６７３ いえしま 平成2年12月29日 佐世保地方隊 下関基地隊 第４３掃海隊 下関 日立神奈川 S63 2000.3from第１掃海隊群 第４掃海隊
掃海艇 ＭＳＣ６７４ つきしま 平成5年3月17日 呉地方隊 阪神基地隊 第４２掃海隊 阪神 日立神奈川 H2
掃海艇 ＭＳＣ６７５ まえじま 平成5年12月15日 佐世保地方隊 下関基地隊 第４３掃海隊 下関 日立神奈川 H3
掃海艇 ＭＳＣ６７６ くめじま 平成6年12月12日 呉地方隊 阪神基地隊 第４２掃海隊 阪神 日鋼鶴見 H4 2000.3from第１掃海隊群 第３掃海隊
掃海艇 ＭＳＣ６７７ まきしま 平成6年12月12日 佐世保地方隊 下関基地隊 第４３掃海隊 下関 日立神奈川 H4
掃海艇 ＭＳＣ６７８ とびしま 平成7年3月10日 掃海隊群 第１掃海隊 呉 日鋼鶴見 H4 2000.3from第１掃海隊群 第３掃海隊
掃海艇 ＭＳＣ６７９ ゆげしま 平成8年12月11日 掃海隊群 第１掃海隊 呉 日立神奈川 H6 2000.3from第１掃海隊群 第１掃海隊
掃海艇 ＭＳＣ６８０ ながしま 平成8年12月25日 掃海隊群 第１掃海隊 呉 日鋼鶴見 H6 2000.3from第１掃海隊群 第１掃海隊
基準排水量:490t / 満載排水量:590t
主要寸法 全長58m×幅9.4m×深さ4.2m×喫水2.9m
主機:ディーゼル２基２軸, 出力:1800PS, 速力:約14kt
船型:船首楼型, 乗員:約45名
主要装備:２０mm機関砲:1基, 掃海装置:一式
ＭＳＣ６７６ くめじま(97.10.22事前訓練)
ＭＳＣ６７７ まきしま(97.10.22事前訓練)
新規作成日：2001年11月27日／最終更新日：2002年5月12日
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