練習潜水艦 TSS3602 せとしお 型
潜水艦
SUBMARINE
海の忍者 深く静かに潜航せよ!
まだまだ働く古参潜水艦
練習潜水艦 TSS3603 おきしお (SS573ゆうしお型)
海上自衛隊初の涙滴型潜水艦として建造された「うずしお」級の後継として、建造された潜水艦で、第一線を退いた後、訓練、試験、対潜目標などの任務に就いている。
海上自衛隊の潜水艦の耐用年数は、約16年とされているが、耐用年限に達していても、潜水艦としての軽度の任務には支障もなく、また、訓練や、試験、対潜目標など、第一線の艦を割く事による負荷を軽減する為に、この措置が取られている。
潜水艦の艦番号表記はされていないが、特務艦(ATSS)となっていた当時の本艦は、明瞭に表記されていた。記載位置は、一般艦艇とは異なり、艦番号はセイル、艦名は艦尾両舷側となっている。しかし、練習潜水艦となって、再び艦番号表記は行われなくなった。
艦名には、海象の名称から「瀬戸潮」など、「潮」の名称が付けられている。
TSS とは Training Submarine の略号。
同型艦
艦種 記号・番号 艦名 竣工/編入 配属 定係港 建造所 計画年度 退役 備考
練習潜水艦 TSS3602 せとしお 昭和57年3月17日 H13.3.30 ATSS8008
練習潜水艦 TSS3603 おきしお 昭和58年3月1日 第1練習潜水隊 呉 川重神戸 SS576
基準排水量:2250t / 水中排水量:2450t
主要寸法 全長76m×幅9.9m×深さ10.2m×喫水7.4m
主機:ディーゼル2基メインモーター1基1軸, 出力:3400PS
水中出力:7200PS
速力:約12kt, (水中)約20kt
船型:完全複殻式涙滴型, 乗員:約75名
主要装備:
新規作成日:2001年11月27日/最終更新日:2002年5月12日