軍事の雑学
- 攻者3倍の原則
相手と、2倍の兵力で刺し違えても、更に1つ分の残りで、鎮座、拠点を確保できると言う計算。
- 篭城
拠点に立てこもる事。
囲む部隊との持久戦であり、時間の経過により、どちらが有利かと言う事が問題となる。
要素
1.援軍の到着
2.兵糧の欠乏
篭城側には、補給の道がないので、備蓄量に左右される。囲む側も、遠征部隊の場合、補給路が長くなるとかなりな負担である。まして、一般に、攻撃側は、防御側より兵力が大きいから、必要な補給量も、大きくなる。
3.気象条件など
雪や、洪水などにより、補給路が閉ざされる事がある。
- 全滅
旧陸軍において、部隊の2/3以上に損害が及んだ段階で、全滅と扱っていた。
理論上、全滅の部隊を3〜4個あわせると、1つの部隊が構成できそうだが、都合よく1つが編制できるような組み合わせも困難だし、2/3を失うと言う事は、残りも相当の打撃を受けていて、継戦能力はないと考えられる。
新規作成日:2002年12月1日/最終更新日:2002年12月1日