海上自衛隊の号令

海上自衛隊の号令はいろいろあるが、以下にその一例を示す。

海難対処部署
「◯◯と衝突した(する)。右(左)舷、前(中、後)部。海難対処用意」
「火災、場所は◯◯。防水、場所は◯◯」
「火災鎮火。用具収め」
「防水作業終了、防水用具収め」
「救助作業完了、用具収め」
「海難対処用具収め」

溺者救助
「人が落ちた右(左)救助艇用意」
「溺者は救助艇で揚収する」または、「溺者は本艦で揚収する」
「救助艇降ろせ」
「泳者送れ」
「救助艇は◯舷」
「溺者救助用具収め」

応急操舵
「舵故障、応急操舵配置につけ」
「舵故障復旧、応急操舵用具収め」

対空戦闘
「対空戦闘用意」
「対空戦闘」
「◯◯度仰角◯◯に備え」
「TDS指示の目標」(「CCI指示の目標、「◯◯度、◯◯マイルの目標」、「◯◯度方向の目標」、「◯◯度高角◯◯度◯◯」、「セクター◯◯の目標」)
「攻撃始め」(「シースパロー、攻撃始め」「射撃始め」、「主砲、攻撃始め」、「砲撃始め」、「打ち方始め」、「主砲、打ち方始め」、「CIWS、攻撃始め」)
「発射待て」(「シースパロー、発射待て」、「主砲、打ち方待て」、「打ち方待て」)
目標を変える場合は、「発射待て」「打ち方待て」のつぎに目標を指示する。
「新目標◯◯指示の目標」(「目標を右(左)に変え、◯◯」)
「攻撃やめ」(「シースパロー、攻撃やめ」、「主砲、攻撃やめ」、「主砲、打ち方やめ」、「打ち方やめ」、「CIWS、攻撃やめ」)
「対空戦闘用具収め」

対水上戦闘
「戦闘用意」
「戦闘」
「ハープーン戦」
「右(左)砲戦」
「TDS指示の目標」(「CIC指示の目標」、「◯◯◯度◯◯(目標)」、「◯◯◯度、◯◯マイル(km、ヤード)の目標」、「◯◯◯度方向の◯◯(目標)」)
「攻撃始め」(「ハープーン、攻撃始め」、「主砲、攻撃始め」、「砲撃始め」、「主砲、打ち方始め」、「打ち方始め」)
「ハープーン、発射控え」
「打ち方控え」(「主砲、打ち方控え」)
「ハープーン、発射待て」
「主砲、打ち方待て」(「打ち方待て」)
「攻撃やめ」(「ハープーン、攻撃やめ」、「主砲、攻撃やめ」、「主砲、打ち方やめ」、「打ち方やめ」)
「戦闘用具収め」
「戦闘用意用具収め」



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新規作成日:2003年4月29日/最終更新日:2003年4月29日