パソコンの活用(主としてデータ)
パソコンにも慣れてきて、色々いじっていると、より効率的な利用の仕方が見えてきます。
逆に、何も考えずに、現状に甘んじて使っていると、非常に効率の悪い利用ともなります。
ただ、汎用機と違い、メーカー指導によるマニュアルというものが完全ではなく、しかし、機能は海のように大きい、という難点があります。
出来れば、利用経験の情報交換などにより、より効率的な運用を模索したいものです。
文書
まずは、ワープロ、Word, 一太郎 などの利用になりますが・・・
単に文書を記録するだけ、体裁はどうでも良い、という場合、
ワープロソフトを利用するより、テキスト文書(txt)が便利です。
容量を食わない=処理が早い。
フォントが固定されたりする難点はありますが。
箇条書きの文書
一覧表などの場合、Word, 一太郎 などのワープロソフトを利用するより、Excelなどの表計算ソフトが便利です。
項目毎の並び替えとかも出来るし、データベースとして利用を考える場合、変換が簡単です。
データベース
まだ、開拓を始めたばかりなので、未知の世界ですが・・・
Excel等から、CSV形式でファイルを作ると、VisualBasic等のソフトで、簡単に読み書きできます。
この変換時、右側の項目に空きがあると、位置がずれたりしますが、ダミーで文字を入れておくと簡単にだませます。
Access(mdb)等のデータベースソフトを利用すると、単体でデータベースとして色々利用できます。
ただ、表形式でザーッと入力できる場合は、Excelなどの表計算ソフトで作成し、変換した方が便利なようです。
データ容量は、データベースとしての管理情報を多く必要とするので、CSV形式から比べると大きくなります。
開発ソフト
まだ、開拓を始めたばかりなので、これからの世界ですが・・・
VisualBasic 等は、画面構成が簡単に出来、プログラムも対応して組めるので便利です。
ただ、印刷処理は、他のソフトの方が、色々木目細かく対応できるらしいです。
Access は、データベースに付随して、関連する処理(入力、伝票印刷)が簡単に出来そうです。
Excel も、表計算以外に、マクロとして(VisualBasicの)処理が出来るので、表データと対応した処理が簡単に出来ます。ただ、ウィルス反応を起こしやすく紛らわしい問題も出ています。
CrystalReport 私はまだ知りませんが、印刷処理が色々出来るようです。
互換性
テキスト形式、CSV形式は、どこのマシンでも見れますが、ソフトがからむ物は、対応したソフトウェアがインストールされているなどの環境が必要になってきます。
データベースを共同運用する場合、相互の環境を合わせておく必要があります。
開発言語の場合、作成したソフトに、必要なDLLを添付して、利用してもらう事が可能ですが、部分的に供給されたDLLは、既存の物との整合性の問題があり、しばし、動作障害を伴う事があります。犠牲となり動かなくなってしまったソフトをアンインストール・再インストールをすれば、大体復旧しますが、起動障害となったり、同時に動かせないソフトが合ったりするのは厄介です。
私の場合、こういった障害は、システムエラーに思えて、納得できなかったのですが、所詮パソコン、と思いはじめてから、なれてしまいました。
ですから、慣れていない人や、トラブルに見舞われたくない人は、チマチマしたインストールを避け、正規のインストールにより環境を構築する事をお勧めします。
新規作成日:1998年6月16日/最終更新日:1998年6月16日