インターネット検索

インターネット検索には、色々な、検索エンジンが用意されている。
検索、翻訳のサイト

登録型と言われるもの(YAHOOなど)は、各ホームページ管理者が、自分のホームページを、登録するタイプの物である。従って、ホームページ管理者の判断で、カテゴリーが決定される。(推薦登録も行える)
企業多角経営が日常の今日、一部、拾いにくい物もある。
もちろん、登録型ゆえに、登録されていないものは、検索対象とならない。

ロボット型と言われるもの(infoseek, googleなど)は、検索登録システムが、自動的にネットの海を検索し、リンクで見えた物を片っ端から登録して行く。従って、どこからかリンクされていれば、対象となり得る。
キーワードは、各ホームページ掲載の内容から拾われているので、検索対象からこぼれる事が少ない反面、多すぎて詳細の確認が出来ない難点がある。

ロボット型での、検索の場合、通常、キーワードを用いる。
例えば、「戦艦大和」。
検索欄に、キーワード「戦艦大和」を入力し、検索を掛けると、キーワードが含まれるホームページが出てくる。
ここで、キーワード「戦艦大和」が含まれるというのは、艦艇としての「戦艦大和」を調べたいとしても、ホームページ掲載内容に、キーワード「戦艦大和」が有れば出てくるので、小説の中の一文をも検索表示されてくる。
その為、必要以上に一覧表示される事がある。
この時は、更にキーワードを追加し、絞り込む事が有効である。
キーワード「戦艦大和」に加えて「艦隊」とか、「艦船」などを加えると、ぐっと絞られる。
逆に、キーワード「戦艦大和」では、余りにも表示件数が少ないような場合。
キーワードを「戦艦」と「大和」の組み合わせにする。
キーワード「戦艦大和」では、「帝国海軍の戦艦として建造された大和」と言うような文章には、引っかからないが、「戦艦」と「大和」の組み合わせならばヒットする。

次に、出てきた情報だが、全てが正確な正式情報とは限らない。
官公庁、企業など、公式サイトは、信頼性が高いが、個人のホームページは千差万別である。
アドレスを確認し、www.***.gov, www.***go.jp などは政府関連であるが、
www.***.com, www.***.co.jp などは、最近では誰でも取得できるドメインなので、必ずしも安心できない。
もちろん、全て(もしくは相当数)が、信頼できないと言う事ではないが、書籍等での調査より、不安定要素が多いので、注意が必要である。
対策は、1つのホームページの記載に頼らず、複数のホームページや、各種資料による裏付けをお勧めする。
特に、マニア関係のサイトは、熱心に調べている所も有れば、ただ適当に掲載して満足する所も多いので、気を付けなければならない。

さて、せっかく検索の一覧に出てきていながら、実際に見に行くと、敢え無く「Not Found」「見つかりません」などを食う事がある。
ロボット型検索エンジンは、自動で更新しているとはいえ、ネットの海に存在するホームページ(それも各ページ)を対象にする以上、個別の変更にリアルタイムに対応できるわけではない。1ヶ月経てば、変更も効いているようだが、確証ではないのだ。
アドレスの変更、ホームページの更新により、リストアップされたホームページが見られない事も多い。
検索一覧に「キャッシュ」の表示がある場合、ロボット型検索エンジンが、認識したホームページを、ロボット型検索エンジンのサーバに確保してくれていて、見る事が出来る。但し、最新の情報ではない場合も有るので注意が必要。

見たいホームページがなくなっている場合、ホームページ自体の閉鎖やプロバイダアドレス変更も有るが、個別のページの改編削除も考えられます。
また、www.***.com/***a/***b/***c/***d/****.html などの場合、
www.***.com/***a/***b/***c/***d/
www.***.com/***a/***b/***c/
www.***.com/***a/***b/
www.***.com/***a/
www.***.com/
と順次、アドレスを切りつめて行くと、見られる事が有る。
見られたページから、内容を確認し、掘り下げて行くと言う手法も有る。

プロバイダアドレス変更の場合、かつてのホームページの名前や、類似サイトからのリンク検索と言う手も有る。
久しく見ていないブックマークなど、「みつかりません」の確率は高くなっている。
郵便でも転居届けによる転送は1年間です。
プロバイダアドレス変更の場合、大概、かつての内容を維持しているから、以前の掲載内容からキーワードを当てはめると出てくる。
また、nifty.or.jp などは、nifty.ne.jp と変更されているから、古いブックマークの示すアドレスを確認する事も必要だ。


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新規作成日:2001年5月8日/最終更新日:2001年5月8日