パソコンウィルス

2002年12月24日
クリスマスをひかえて、新種のウィルス君が出始めているようです。
既存パターンとして駆逐できれば良いのですが、特製の場合、新しい対策ワクチンが必要になります。
現時点の最新ワクチンでも対策できない可能性もあるので、今チェックしても安心できない場合があります。
一両日、あちこちで話題になると思われますので、ちょっと様子を見る必要が有りそうです。

メールで送られてくる場合、Webmasterとか、I Love You、など、その気にさせるようなものがありますが、ご注意。

一般に、ネットのウィルス君は、メール機能を利用して、住所録からメールアドレスを取得して、発信するようになっています。
最近のウイルスは、メールアドレスをかたるように細工されているので、発信元が即感染源とは限りません。
ホームページ掲載のメールアドレスや、パソコン内の住所録、中継サーバーの記憶から、いくらでも生成できるし、これを、ウイルス君が増殖時に中継してしまうことも有るようです。
従って、自分のホームページに、メールアドレスを記載してある場合のほか、掲示板などに、メールアドレスをリンクすると、ウイルス君のご馳走になり得るわけです。

また、感染後、直ちに動作しない場合もあり、困ったものです。

メーラーによっては、自動的に開いてしまうものもありますから注意が必要です。
カーソルを当てると開いてしまうもの、最新のものを開こうとするものなど。

幸か不幸か、私のパソコンは、いくつかの不具合のおかげで、ウィルス君が「プログラム開始エラー」で落ちてくれています。(^^ゞ。
ガン細胞が若い人に進行しやすいのと同じで、最新のパソコンでは、元気よく動いてしまうと思います。

こまめにバックアップも取りましょう。
もちろん、MOや、CD-Rなど、パソコンの外においておく方が、直撃を食わないので残存性が高いです。

今回、アメリカのフライトシミュレータ関連サイトからを感染源としている情報もあり、軍事・航空関係の向きには、注意が必要かも知れません。



2004年1月末
最近ちょっと発生頻度が増えているようです。
先日、怪しげなメールが届いたので、ウィルスチェック漏れの疑いを打診したら、「ウィルスの一覧に計上されていないのでウィルスの心配はない」との回答を受けました。
念のため、テキストとしてみてみると、メールアドレスやらがいろいろ書いてあって、どう見てもウイルスのようです。
再度打診すると「本日改訂されたウィルスの一覧には計上されてるのでウィルスの可能性があります」とのこと。
「馬鹿も休み休み言え」と思う反面、ウィルスチェックといえども、最新のウイルスには後手に回らざるを得ないという事です。
くれぐれも、流行の先端は被らないようにしたいものです。


参考:
SAVE(Backup)の運用のお話


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新規作成日:2002年12月24日/最終更新日:2004年2月2日