Yahoo!オークション
去年中古で買ったフラットベッドスキャナーの調子が悪くなった。
一時的なものかと思ったら、どうも直らないようだ。
修理に出すなら買ったほうが安いだろう。
と、ネットで検索すると、Yahoo!オークションで色々出ている。
が、参加には手続きが面倒そうだ。
とりあえず、秋葉原に物色に行ったが、思うような成果は得られなかった。
ということで、Yahoo!オークション参加手続きをとった。
早速、思い当たる商品に応募した。
中には1円からというものもあるのだが、出品にも経費がかかるようなので、多少の単位で入札した。
ネットオークションは、しばし、不正取引や、詐欺の温床であるように言われる。
確かにそういう例もあるだろう。
しかしそれは、世の中の犯罪者のひとつの縮図でもあり、すべてが悪いわけでもなかろう。
Yahoo!オークションサイドも色々考えているようだ。
ひとつは、出品者、落札者の、相互評価。
対応のよしあしなどを元に、数段階の評価をつけている。
もちろん、主観によるものだから「悪い」とつけている場合も、よく読めば単なる認識違いや誤解だったものも多いようだ。
入札条件としても設定でき、設定の内容によっては、よい評価を得ている実績がないと、入札できない場合も多い。
これは、悪い評価がついたIDを放棄し、新規登録すればキレイというまやかしを防止するためでもあるが、全くの新人に対するガードにもなってしまう。
ただ、この評価を安易に鵜呑みにして安心する向きがいるから、それなりの騙し方を考えるものがいたようだ。
格安商品を表示し、数人から集まった資金で仕入れて先着順に送付する。
受け取ったものは、確かに格安だから「良い」評価をする。
しかし、数人の資金で一人分だから、やがて破綻する。
そして、ある程度「良い」評価が集まった頃、大量の出品をし、多額の入金を集めて騙し取るという。
冷静に見れば、怪しいものでも、チェックポイントを誤ると意味がないということだろう。
また、入金指定口座のブラックリストも公開されている。
何らかのトラブルがあった入金指定口座が一覧となっている。
その口座以外で騙し取られた場合は、ある程度、補填されるらしい。
さて、色よい落札の連絡を待っていたら、悲しい連絡が届いた。
「Yahoo!オークション - 高値更新」という。
まあ、オークションだから、せりあがるのも致し方ない。
しかし、その金額は+10円だ。
とりあえず、こちらも更に応札しようとしたら、直ちに「高値更新」という。
なにやら、自動応札という機能があるらしい。
すなわち、他が高値更新したら、指定の増額で自動的に応札するらしい。
ある意味卑怯だ。
むっと来たので、万単位の高額で吊り上げてやろうかと思ったが、細かく調べてみると、無条件に応札されるわけもなく、上限の設定も出来るようだ。
ま、そりゃそうだろう、でなければ、嫌がらせがはびこって、混乱する。
また、よく確認すると、個別の入札に対して、システムが現在値を判断して自動的にやっているようだ。
すなわち、入札価格がダイレクトに現在の価格に反映するのではなく、現在の価格に対して、入札価格の範囲内で価格を更新してくれるようだ。
と、終了時刻間際にかすめとっていく事態に見舞われた。
入札しておいて結果を待つなんてのは平和ボケで、価格変動を機敏に見ていなければならない。
ある意味、中間で値をつけているよりも、終了直前に入札するほうが確実かもしれない。
もっとも、途中で希望価格に達したり、早期終了すると、当初予定の終了時刻を待たずに終わってしまうわけだが・・・。
ただ、良心的な出品価格に対して残念なのは、送料の問題だ。
ある意味やむをえないことだが、1000円から2000円は必要だ。
したがって、落札者の支払額の大半は、出品者ではなく、配送業者が受け取るという図式も発生する。
支払方法にも色々ある。
銀行振り込みや、郵便局のぱるる、などが有名だ。
このほか、Yahoo!かんたん決済、なんてのも用意されていて、便利だ。
着払いの代金引換ってのもあり、この場合、振り込んだのに届かないというトラブルは起きない。
ただ、いずれにせよ、手数料が少しずつかかるのだが・・・。
また、出品者は、出品のための費用(一般に1点\10.5程度)と、落札時に落札価格の3%が必要らしい。
果たしてようやくゲットした。(^_^)
決済も済み、翌日には無事到着した。
善良な出品者でありがたいことだ。
が、ここで伏兵。
winXPではドライバのインストールが動作しない・・・。あちゃぁー。
キャノンのがかなり古くても各種ドライバを用意してあったので、気にしていなかったのだが・・・。
「何で書いておいてくれなかったの」という見方もあるんだが、販売店じゃあないんでいちいち調べるかって問題も。「型番書いてあるから自分で調べろよ」って話で・・・・。
ということで、とりあえず、別の場所のwin98用に。
でも、おかげさまで「よい評価」をつけてもらった関係で、他での入札制限がクリアに。
さて、リトライ。
機種を限定して、追跡リストを作成。
(後でわかったのだが、ウォッチリストの機能もあった)
今までの経験から、早々と入れていても意味がないし、間違ってダブっても面倒なので、直前期に限定。
と、すかさず競りあがってくる。うーん。
不必要に競りあがっても仕方ないので、タイミングを見てピンポイント。
カウントダウンに手に汗握る瞬間。3.2.1.・・・「終了」(^_^)
ということで、ようやくゲットした。(^_^)
新規作成日:2005年8月18日/最終更新日:2005年9月1日