ワンセグ
ワンセグ、ワンセグメントのことであり、デジタル放送の通信帯域13セグメントのうちの1セグメントを利用したもので、こう。呼ばれる。
従来のテレビは、アナログ放送と呼ばれ、やがてすべてデジタル放送に移行される。
デジタル化によって、データ情報も送れたりと便利になるといわれるが、対応チューナーに交換しなければならない。
ワンセグ放送は、一般放送とは別に、簡易放送として位置づけられている。
現状では、対応チャンネルのテレビ放送が同時に送信されているが、将来的には別放送も考えられているという。
このワンセグは、携帯電話での対応が最も見込まれているようだが、パソコンでも設備を整えれば見ることができる。
テレビチューナーは、比較的大掛かりな基板なり装置が必要であったが、ワンセグはかなりコンパクトである。
USBメモリ程度の装置とアンテナ、インストールソフトで、パソコンからワンセグ放送が見れる。
アナログ放送は、アナログ信号を復元することによってダイレクトに映像化できるが、デジタル放送は、信号の復号化処理が必要で、若干遅れるようだ。
そのため、デジタル放送では、時報の放送は行われないという。
当方の環境では、テレビ放送に比べ、2秒ほど遅れる。
2006年末に見つけて、導入しようか迷っていたが、2007.1.23導入した。
当方の地域は、電波障害地域とされ、テレビはケーブル化されているので、東京タワーからの信号受信が心配だったが、小型アンテナでは「受信不能」だったものの、外部アンテナにより受信できている。
CPUの負荷も心配されたが、それほどのことはなく、ただ、メモリの使用量が大きいのが気になる。
画面の小ささが気にもなるが、一般のテレビ放送は縦525本の走査線であり、ワンセグは横320縦192と小さいものの、一般テレビでも20インチなどと大型画面に表示すれば実は粗くなっているわけで、似たような画質であろう。
新規作成日:2007年1月23日/最終更新日:2007年1月23日