リンク承諾について思う事
当サイトでは、他のホームページにリンクを行う場合、事前に確認を求める事を基本としています。
しかしながら、その回答には、ちょっと考えさせられるものが少なくありません。
官庁公共機関等でよくあるものが、「個人には認めていない」とか「官公庁に限って認める」というものです。
もちろん、訳の分からないサイトから、悪意に満ちたキャプションでリンクされては迷惑でしょう。また、個別の了解や判断も煩わしいかも知れません。
しかし、インターネットの世界、リンクを排除して成り立つものでしょうか。
ネットサーフィンという言葉はそのままリンクの波なのです。
また、検索エンジンも、リンクです。「官公庁に限って認める」場合、検索エンジンにリンクさせていないのでしょうか。また、リンクが無ければ、アドレス帳なんかが出回っているわけではないので、日の目を見ないサイトもあるのではないでしょうか。
例えば、Aのサイトが個人からのリンクを拒絶していても、Aのサイトにリンクしている公共のサイトBが、個人からのリンクを受け入れていれば、結局同じ事です。
官庁公共機関等の場合、インターネットは広報の為に実施しているという事を前提に考えれば、あまりいい加減な対応はいかがなものかと思っています。強いて言えば、広報費用「血税」の無駄使いではないでしょうか。
そもそも、官庁公共機関等が公開する場合、その一般的利用法について制限される事自体、おかしいものと思えます。
官庁公共機関等と一まとめにいっても、職種・業種のカテゴリーがあります。当然、利用に制限の発生するカテゴリーもあるでしょう。しかし、少なくとも、そのカテゴリー毎である程度の統一運用がなされていないと、醜さが映ります。
当サイトのような形でリンクをしている場合、例えば、同一カテゴリーで10存在する場合で、8しかリンクしていない場合、残りはサイトの存在を知らないか、リンクの承諾を得られないものと言う判断が出来ます。脅迫めいた事を言うつもりはありませんが、目的を考えれば、もう少し融通の利く運用もあるのではと思う今日このごろです。
了解の記録は掲示してありますが、「了解頂けなかった記録」は、名誉の問題もあるので公表はしていませんが、良識ある目で見た場合、問題のある回答は少なくありません。
新規作成日:1998年8月8日/最終更新日:1998年8月8日