報道情報の新鮮さ
- 新聞
朝刊は通常、朝5時前後に配達となる。
当然、広告の挿入作業なども有るから、配達所には4時以前には到着してい。なければならない
トラックでの配達の時間があるから、3時頃には印刷が完了している必要が有るだろう。
となれば、2時前後には、編集が完了している必要が有ろう。
もちろん、この時系列は、うちに来ている新聞の想定であり、新聞社から配達所まで距離があれば、更に早い時間帯で回る必要が有る。
新聞の場合、印刷の区切りが何度かあり、遠距離の分は、早い段階で編集印刷が回り、遅くても間に合うところには、必要に応じて改版がされている。
従って、同じ新聞紙でも、地域により、内容が異なることも多々ある。
- 週刊誌
- 月刊誌
定期的に発行されているわけで、発行日当日には書店店頭に並んでいなければならない。
本の場合、取次店が流通を仕切っていて、所要時点までに取り次ぎに回っている必要が有る。
印刷所、製本所の期間も必要で、概ね、発行日の2週間前には最終校了となっている必要が有る。
1冊100〜200ページあれば、ある程度の分業もしており、順次流れ作業的に作業が行われる。
新鮮さが求められるニュース欄は、比較的最後の作業とされており、なるべく新しい情報が構成される。その締切が、この日程となる。
日本の月刊誌の場合、発行日が約40日後の設定が認められている。
恐らく、大昔の流通事情の悪い規程が現代も残っているようで、4/25発行であれば、6/5の発行日が認められるから、6月号とする事が出来る。
ある意味、時間差が大きく意味がないのだが、こういった事も起こっている。
当然、時制の一致を目指している物もあり、5/10発行なら5月号となり、分かりやすくもある。
- 年鑑
ジェーン年鑑など、毎年恒例となっているものは、全体の構成は例年かわらない。
編集の都合としては、新情報により差し替えを順次行えばよいわけだが、量が多いとままならない。
一般に、約半年前に締め切り、構成しているようである。
もちろん、重大な変更については、校正するのだろうが、きりがない面も有り、基本的に基準日で仕切っている。
ただ、補遺のページを設け、ここの集中して、最新の異動を掲載する場合もある。
新規作成日:2002年6月23日/最終更新日:2002年6月23日