2003.5.1 爆弾遊びの毎日新聞記者
2003.5.1 ヨルダン・アンマンの国際空港で爆発事件が起きた。
毎日新聞のG記者の所持品を検査中に爆発し、検査官1名が死亡し、多数が負傷した。
アメリカ軍のイラク侵攻の取材にいっていた、G記者が、記念品として持ち帰ろうとしたものが爆発したと言う。
「使用済みだから安全」と思ったらしく、現地でなげて遊んでいたから、もう爆発しないと思ったと言う。
そんとき爆発したらどうなるか、考えられないのかね。
不発弾を「使用済みだから安全」等という認識は想像ができない。
だいたい、戦争の兵器って、戦車とか艦艇とか、プラットホームの方は別にして、敵
に向かって飛んでくものは、木っ端微塵になるから、形は残らないのだ。
それが「形」があると言うことは、不発弾であろう。
不発の理由は色々有る。
が、そんな事情は無関係だ。
もし爆発したらどういう事になるかを考えたら、とても近寄る気は起こらないはずだ。
それを、機内に持ち込み、持ち帰ろうと言う。
本人は「軽率だった」と泣いているらしい。
今更泣いても、なくなった検査官は蘇らない。
軽率とかそういう問題じゃなくて、ただの馬鹿だ。
馬鹿見たいではなく「馬鹿」
風呂をまちがって100度に沸かしてはいるとか、火事現場に水がないからと灯油をかけるとか、ガス漏れの確認に火をつけてみるとか、そういうレベルだ。
なんか、ただの過失で処理されそうだが、テロ扱いしてもらっても良いと思っている。
途中で爆発してるか、遅くとも、日本の税関で、爆発物所持で捕まるのだ。
こういうどうしようもない馬鹿は、帰ってこなくてよし。
死刑にしても良いと思うが、外務省は大使館通じて弁護士手当てするらしい。
これも税金の無駄だ。
かの国の司法は、必ずしも日本のような杓子定規なものではないようで、我が国との信頼関係から、円滑に処理される可能性があると言う。
しかし、そういう温情は、今回に適用する必要はあるまい。
戦争と言う国際問題を扱う記者として、爆発物への認識が甘いと言うことは、論外だ。
世界中から、真実のニュースを求めて記者は現地入りしているはずだったが、爆発物を持って帰ったのは、彼くらいのものだろう。
新規作成日:2003年5月7日/最終更新日:2003年5月7日