どーしよーもない日本の宇宙開発

2003.11.末、情報収集衛星を積んで打ち上げられた、H2Aの打ち上げが失敗に終った。

打ち上げ前に
「止めるならいまのうちだよー」
「失敗したら北朝鮮が手を叩いて喜ぶよー」
って思っていたら、夜のニュースで「失敗」
おい。

直後の記者会見では「話せる精神状態ではない」とのたもうた。
そりゃまぁ、嬉しそうにペラペラしゃべられてもたまらないのだが。

後の会見では、「信頼を回復すべく」と毎度の説明であった。
そもそも「信頼回復」などという発言そのものが既におかしい。
保険料が高額なのは、信頼性がない証拠なのだ。
欧米の保険料が、対価の1割以下って事は、9割の成功率ってこと。
我が国のが2割程度というのは、1/3近い失敗率を誇っている証拠なのだ。

我が国の宇宙開発では、有人ロケットは必要ないとか、不都合があるようなことをいってるが、ただ単に、生命体を無事に往復させる能力がないってだけだろう。

日本が巨額の経済支援をして「発展途上国」と位置づけている中国が人間往復させてるのに、情けない。
発展途上国以下の技術水準ということだ。

予算不足でどーのこーのいうなら「できません、不可能です」というのも技術の見極めだと思うが。


戻る TOPに戻る

新規作成日:2003年12月1日/最終更新日:2003年12月1日