自衛隊が戦争を始めるという議論

自衛隊創設以来常に存在する議論ではあるが・・・。
テロ対策特措法や、防衛省昇格、やがては憲法改正の議論と、すべて「自衛隊が戦争を始める」為のものという。

人間の意見もさまざまで、数学のようにきっちりとした正解な回答が存在するわけでも無いから、色々な見解が存在するのは当然だ。
しかし、単なる思い付きの意見のまま、国政が左右されては大変だ。

そもそも、自衛隊は、日本の自衛のためのものだが、確かに戦力は両刃の剣であり、使い方によっては危険極まりない。
が、島国の日本が、21世紀の今日、どこかに攻めてゆくことが、実際に可能かどうか。
少なくとも現時点では不可能であろう。

能力を勘案せずにものを言い始めては収拾がつかない。

街中では、警察官が拳銃を持ち歩いている。
これを見て「強盗に入られるかもしれない」と言う人は少ない。
-悲しいかな、昨今の警察官を見れば、近い将来具現化する可能性は大であるのだが-

台所の包丁をして「奥さんに殺されるかもしれない」という家庭は、包丁が問題なのではなく、家庭不和が問題であろう。




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新規作成日:2007年1月6日/最終更新日:2007年1月6日