躾の行き届いていない悪ガキの引き起こす事故の責任は?
2005埼玉県上尾市の保育所で、本棚で子供が亡くなった事件の訴訟が報じられた。
本棚に隠れていた子供が脱水症状で死亡、管理問題が問われている。
確かに、上尾市の事件において、市や保育所側等に、まったく過失も問題もなかったとはいえないかもしれない。
(この部分は、関係当局が厳密に精査すべきで、当方が現時点で確定した物言いはできないが)
しかしだ。
この事故が起こるまで、保護者の誰も問題にしなかったし、ほかの子の多くが同様の事故にあってるわけでもない。
躾の行き届いたまじめなものをさておき、やりたい放題がまかり通る社会は断じて作ってはならない。
今回の事件の教訓は、過度のいたずらはこのような事故に繋がるという躾につなげるべきであって、すべての安全を外部が保証してやる必要などさらさらない。
学校をサボって警報を無視して踏み切りを渡っているような場合の安全まで確保する必要のないことは誰でもわかるだろう。
躾の行き届いていない悪がきについて、躾を怠った親の責任を追及しなければ、増徴する。
埼玉のプールの事故の場合は痛ましいが・・・。
六本木ヒルズの回転ドアなど、悪がきの自殺行為以外の何ものでもなく、賠償として金を分捕る親の神経がわからない。
安全についての完全はありえない。
保護者も、任せきりではなく、リスクについて十分考えることが、親としての子供への責任だろう。
新規作成日:2006年10月18日/最終更新日:2006年10月18日