西武球団の不正行為と、見当違いの早大野球部監督発言

2007.3.西武球団によるスカウトを目的とした不正な金銭授受が発覚した。
一人は東京ガス野球部員、もう一人は早稲田大学野球部員である。
東京ガス野球部員には約300万円、早稲田大学野球部員には約1000万円が支払われたという。
早稲田大学野球部員の場合は、親との間で金銭のやり取りがあり、本人は知らないという。
ここで、早大野球部監督の発言が面白い。
西武球団に対して、怒りを表しているという。
ん、自分の所の部員や、その両親は無関係なのか?
スポーツによって育成された健全な精神があるなら、こういった不正行為の誘惑には動じないはずだ。
金銭の授受とは、一般に、一方的なものではない。
何らかの双方の合意があるものである。
にもかかわらず、一方的に西武球団を非難するなど、認識の甘さは否めない。
スポーツを金銭の対象にしている行為の構成者の一人であることを認識すべきだろう。
しょせん、鈍い早稲田(早稲田はW、これはVV、Vが二つ、で2V、にぶい)のゆえんか。




戻る TOPに戻る

新規作成日:2007年3月11日/最終更新日:2007年3月11日