昨今の異常な警察官
- 平成15年4月14日 月曜
撮影の帰り、14:15天王洲アイルの交差点を過ぎて、警察官が追ってきた。
危ないとか何とか言いながら職務質問だと言う。
要点を言うように言ったが、ああだこうだとつきまとう。
かばんの中を見せろとかしつこい。
警察手帳の提示を求めると「必要ない」とのたまうから、良識ある警察官と認められない。
警察手帳を見せる義務はないかもしれないが、本人確認は、市民の権利であろう。
また、容疑者ですら黙秘権があるわけで、単なる通行人が怪しい者の職務質問に応じる義務もない。
あげく、腕や自転車をしっかり押さえ、行動の自由を奪う行為は、身柄拘束に値する。
不必要な身柄拘束は人権侵害だ。
やむなく、110番通報で警察を呼んだ。
やがて、水上警察署から上司が、また、通報現場所轄の品川警察署からもふくめて、パトカー4、5台、警察官約10名も集まってきた。
警察官が拳銃をふりまわして暴れているとでもいわれたのだろうか。
当初、上司(巡査部長)は「本人が謝罪すれば許してくれるか」と言う事なので応じたが、結局本人は謝罪しないらしく、上司(巡査部長)が代わって謝罪するから、免じて勘弁してくれと言う事になった。
「ぶっちゃけたはなし、相互の立場上の問題があるから、本人に謝罪する事を強制できないので、ということか」というと、「おっしゃるとおり」と言う事なので、とりあえず、上司の顔を立てると言う形で収めることとなったが、結局、本人からは謝罪の意思表示はなかった。
そもそも、自転車そのものが危険ではないわけで、違法駐車や、危険走行の車を取り締まるべきなのである。
偉そうに言いがかりをつけてくることは許されないし、仮に職務熱心なつもりであれば、警察手帳は求めに応じて提示すべきなのである。
警察官の制服を持って認証とするなら、セキュリティがザルとしかいいようがない。
職務質問を装った強盗ではない保証などどこにもない。
そもそも警察官のモラルの低下がはなはだしい今日、現職制服の警察官が所持する拳銃をもって銀行強盗を行う日が訪れる事を、戦々恐々としているのは、かかる警察組織の上司であろう。
ついでに言えば、この警察官が私を不審に思ったかもしれないが、その後に集まった約10名の警察官のだれからも、住所氏名の確認すら求められなかったわけで、その意味からも「不審」の判断が大幅に間違っているとしか言いようがないし、不当な越権行為であると言える。
警視庁水上警察署地域3係 大島巡査長
「これ以上の拘束は人権侵害にあたるので証拠として撮影する」と警告したが「どうぞ」と言う事であった。肖像権侵害と言う意見もあるが、公務中の公務員の肖像権はないとされている。ま、一応、目線等を入れる事とした。
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制圧に来て撤収するパトカーの一部
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新規作成日:2003年4月15日/最終更新日:2003年4月15日