交通道徳を持たない警察官
2005.3.28 15:45頃 飯田橋交差点での出来事
地点はマップ参照
http://www.mapion.co.jp/c/f?grp=all&uc=1&scl=5000&el=139%2F44%2F50.568&pnf=1&size=500%2C500&nl=35%2F41%2F57.157
当方北側より駅に向かい、交差点を渡ろうとしたら、ミニパトが見えた。
ミニパトは、大通りを東に向いていた。
練馬ナンバーのミニクーパー。助手席には女性警察官。
が、停止線を後輪が踏んでいる。
すなわち、交差点の停止線の手前において停車していない。
近寄って、指摘した。
が、この先が問題だ。
「急に信号が黄色に変わったのでぇー」「ここに止まっても邪魔にならないしぃー」
まるで女子高生の発言だ。
運転手は見ていないが、発言したのは助手席の女性。白のカッパを羽織っていた。
発言の仕方が小学生並と言うのも問題だが・・・。
「急に信号が黄色に変わったのでぇー」なら、安全に停止線手前で停車すべきだ。
それができないなら渡りきって正当である。
あるいは、スピードの出しすぎでにっちもさっちも行かなくてこの結果なのだろうか。
しかし、そもそも「急に」というのはどうだろう。
運転していれば、すべては急に発生する。
「急に飛び出されたらひき殺しても仕方がない」のだろうか。
青信号ならいずれは黄色に変わる。
「急に」というのは、そもそも警察官の発言としてはおかしい。
また、「ここに止まっても邪魔にならないしぃー」とはどういうことだろうか。
仮にも公安委員会が取り決めた道路規制を、一警察官が勝手な判断で運用してよいのか。
運転手が勝手に判断してよいのであれば、すべての駐車違反は「ここに止めても邪魔にならない」だろう。
もちろん、取締りに対しては、現場警察官の裁量権は認める。
が、警察官自身が運転を行っている場合、これは運転における法令解釈に対して、裁量権は存在しない。
「邪魔にならない」「危なくない」と思うのは勝手だが、それは客観的に評価されるべきで、それがケースバイケースで問題にならないように、法律が存在する。
一地方警察官が、国の法律を勝手に曲げて解釈することは許されない。
そもそも、当方の指摘に対して、「おっしゃることはごもっとも。今回、運転の判断に若干の落ち度があったので、このような状態となってしまったが、今後は法令を遵守し安全運転に精進する」と言う発言があってしかるべきである。
が、「急に信号が黄色に変わったのでぇー」「ここに止まっても邪魔にならないしぃー」と言うような言い訳に終始する発言はいかがなものか。
現場で、彼女らからは、つゆぞ反省は感じられなかった。
しいて言えば、「警視庁」と書かれたミニパトには見えたが、警察手帳を確認したわけでもないから、偽警官の可能性や、ミニパトを奪った何らかの犯人の可能性は否定しない。
が、一般的に言って、ミニパトに乗った女性警察官であろう。
であれば、かかる失態は、東京都の治安を守る上でも、大きな問題だろう。
教育水準は低下の一途。
40,50の巡査部長、警部補程度の各種犯罪は、毎日マスコミに報じられる。
再発防止を各上司が言うが、初犯防止はできないのだろうか。
警察官の心構えが全く存在しないというのが根本的問題ではないのか。
警察官も人間なら、一般市民同様に、過ちを犯す事ともあるという発想では困るのだが。
警察車両は運転の模範たるべきである。
それがこのようなアバウトな運転で、交通安全が語られるものだろうか。
警察車両がこの程度なのだから、一般車両は更にアバウトでよいのだろう。
その運用はやがては事故につながる。
その示しとなっているこのような運転は、厳しく改められるべきだ。
「ちょっとくらい」「この程度なら」という甘い発想。
こんな交通警官では、交通事故撲滅は程遠い。
いや、いずれ事故を起こして上司が謝罪する日も近いだろう。
新規作成日:2005年3月28日/最終更新日:2005年3月28日