経営者と労働者

経営者と労働者の関係の問題は、資本主義社会についてまわる。

まず、経営者と労働者の定義はなんだろうか。
経営者は企業を経営する側、労働者はその下で働く側ということだろう。
が、経営者自身も、組織内では労働者である。
個人企業や自由業は、自分ひとりが経営者であり労働者である。

労働者の労働条件はよりよくあるべきだ。
しかし、企業の存在を無視してはいけない。
企業が存在するからこそ、そこに雇用が発生している。

企業は雇用すべきだというのは、勝手な言い分で、企業側に何でもかんでも雇用しなければならない義務はない。
雇用する側は、少しでも有能な人材を求める。
そこには、費用対効果もあるだろう。
外国人の場合の雇用費用に比べて高額な日本人雇用を要求するなら、その差分の能力が求められる。

イヤなら、自分で会社を作ってみればよい。
安直に、給与所得のみを求めるのは虫が良すぎる。




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新規作成日:2007年8月1日/最終更新日:2007年8月1日