2007.11 香川坂出祖母・孫3人殺害事件
2007.11 香川県坂出市で、祖母・孫3人が殺害される事件があり、犯人として、被害者(祖母)の妹の夫が逮捕された。
世間では、被害者に同情が集まるようだが。。。
犯人となった、被害者(祖母)の妹の夫は、被害者(祖母)の妹から「敵を討ってほしい」と言い残されていたようだ。
被害者(祖母)は、妹に多額の借金をしていたと言う。
妹は、あちこちから借金をして、姉に渡していたらしい。
と、孫3人の父親は、無職だという。
2008.2?、孫3人の父親に、加害者の孫が謝罪に言った場面がTBSで報道された。
怒りまくる父親。
その態度に共感は得られない。
確かに、かわいい子供の命を奪われたことに対して、怒りはあるだろう。
では、その原因は?
祖母、父親は同居しており、妹夫婦の借金の犠牲の上に生活していたとすれば、無職で胡坐をかいている父親に、なんら落ち度も責任もなかったといえるだろうか。
殺人は許されるものではない。
しかし、相手に殺意を抱かせるほどの問題をはらんでいるとすれば、法律以前の問題として、考えるべきことだ。
借金は借り手の都合だ。
これを満足に返さない問題は、貸し手にはなんら責任はない。
稼ぎもせずに妹夫婦を踏み台にしているとすれば、大きな間違いだ。
怒りまくる父親の矛先は、不甲斐ない父親本人に向けられるべきだろう。
謝罪に行った孫たち。。。
彼らにはなんら責任はない。
しかし、それに怒鳴りまくる父親は何様だろうか。
2008.7.16、加害者の謝罪の手紙がTBSで報道された。
ふてぶてしい父親。
TBSは何を思って報道を続けるのかがいささか疑問だ。
孫二人は被害者だろう。
が、被害者(祖母)や、父親は、果たして落ち度のない被害者だろうか。
借金を返さず、問題を作り続けた責任は問われるべきだろう。
新規作成日:2008年2月4日/最終更新日:2008年2月4日