利用者を無視した「三井住友銀行」

2005.3.9通帳の記帳に行った。近所の荏原西支店である。
が、太陽神戸銀行時代の通帳のせいか、ATMでは処理できず、窓口に預けた。
果たして受領に行くと「オンラインでは処理できないから三田通支店へ行け」という。
ちょっとまて、21世紀にもなってオンラインで処理できないのもおかしいが、客に「行け」とは何事か。
必要なら三田通り支店からお伺いに来るべきだろう。

当初の契約は、1990.1.23太陽神戸銀行高輪支店だった。
後に、太陽神戸銀行は三井銀行と合併し、太陽神戸三井銀行となり、さくら銀行に改称された。
その後、統廃合により、品川駅前支店に移管される旨の通知が来たのは知っているが、三田通支店なんかははじめて聞いた。

荏原西支店ではお客様一課の課長が応対したが、実に頭の悪い対応しかしない。
らちが明かないので、三田通支店に直接連絡させた。
果たして、三田通支店が対応することになったが、結果は三田通支店の端末で処理した後、オンラインで処理できて、荏原西支店が通帳を作ってきた。

こんなことは、こちらが指示してそれに従って処理するものではなく、銀行サイドで調整してやってくるべきものではないのか。
「できません」と通帳を返す発想がわからない。

さて、この荏原西支店であるが、当初は第一相互銀行であった。
後に普通銀行転換で、太平洋銀行となった。
その後、破綻し、さくら銀行の子会社として、わかしお銀行となった。
そして、現在は、三井住友銀行となっている。

その当時の話を聞いてみたら、熟知しているという。
それどころか、第一相互銀行の社員だったという。
通常、合併すれば、職員は全社的に流動化するものだが、ここでは旧職員がそのまま勤務しているという。
間抜けな対応の温床は良くわかった。
破綻し存在価値のない銀行が、名前を変えて、と金のように成り上がって存在しているのはどういうことだろうか。
この支店の職員の程度では、そら恐ろしくて他の支店で仕事はさせられないだろう。
三井住友は社員には優しいようだ。
どれほど役立たずで、客に迷惑を掛けても、そのまま雇用が守られているわけだ。
この支店は、いわゆる隔離ということだろうか。

ちなみに、第一相互銀行は、当方の実家が新築の際、ローンを申し込んだが、「支払能力がないだろう」みたいな応対であしらわれたらしい。
当方の実家は、他行でローンを組み、新築、完済したが、第一相互銀行は名前だけは太平洋銀行などと偉そうに名乗ったが、やがて破綻し社会の迷惑となっている。

その後わかったことだが、当方の口座は、別に期限切れで休眠口座扱いになっていたわけではなく、支店統廃合で、口座番号が変わっただけで、単に良く見ていなかっただけのようだ。
金融機関には、各種照会機能があり、顧客単位の照会をかければ、当方の口座の一覧は簡単に見える。
されば、今回のような問題も簡単に判明するはずだが、それすらしていない。
いや、そういった調べ方を思いつかなかったらしい。
おめでたい銀行員だ。
そうか、おめでたすぎて、不正など思いつかないだろうから、利用価値があるとでも言うのだろうか。

現在、預金金利は0.01%単位。
100万円を1年預けても、税引き手取りは何十円程度だ。
他の支店へ交通機関を利用して出向けば交通費は数百円必要だ。
これを稼ぐ金利は、何十年も必要だ。
そういった金銭感覚はないのだろうか。
逆に、その程度のはした金は捨ててしまえとでも言うのだろうか。

金利はタダ同然だが、各種手数料はきっちり取り立てる。
ふざけるのもいい加減にしろ。




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新規作成日:2005年3月11日/最終更新日:2005年3月11日