自動車税の環境配慮

2002.5.30自動車税を払いに行って驚いた。
通常、\39,500だったのに、\43,400になっている。
なんでぇなと思ったら、自動車税の環境配慮型で、古い車は、環境負荷の高い自動車への重課だそうな。
ちょっと待てよ、このくだらない税制、実施が見送りになっていたんではないんかい。
「環境負荷」すなわち、排気ガスの事であるが、これはそもそもエンジン排気であるから、燃料の消費量に比例する。
車本体の所有に対する自動車税に負荷するのは、ザル税制と言わざるを得ない。
確かに、最近のエンジンより、昔のエンジンの方が、排気濃度は高いかもしれない。
とはいえ、年間の総排気量が、そもそも環境に対する負荷ではなかろうか。
すなわち、もし、エンジン性能を言いたいのであれば、ガソリン税を、何段階かにすればよろしかろう。
環境に優しいといいつつも、排気が0ではあるまい。
窒素酸化物を含む燃料の消費に比例させるのは当然の事だ。

また、これにより、新車へ誘導する意図はどういうものだろうか。
使える車を、継続して使用するのと、代わりを1台生産するのと、どちらが、資源、環境に対する影響が少ないのだろう。
なんか、低迷する自動車産業への配慮という姿しか見えてこないのだが。

もし、二酸化炭素を言うなら、燃焼し排気を行うもの全てに重加算すべきではなかろうか。
タバコの排気など、害以外の何物でもない。
また、肥満などにより、息の量が多い人など、改善の余地があろう。



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新規作成日:2002年5月30日/最終更新日:2002年5月30日