結構いい加減なマクドナルドの商売
2003.2.10 マクドナルドのチーズバーガーが、\79から\120に変更となった。
公共料金ではないから、価格設定は全く自由であり、それは別に構わない。
しかし、いちいちへ理屈をつけているから面白くない。
そもそも、ハンバーガー、チーズバーガーは、平日半額セールをやっていた。
そして、毎日半額セールに変更した。
これを、通常価格に復活。このときの理由は「価格を売り物にしているわけではない」というえらっそうな見解だった。
そして、再び価格を下げた。余りにも客離れが酷かったらしい。
が、今回、赤字解消策として、再び値をかえている。
売れる数量が同じなら、価格は高いほうが利益は大きいだろう。
しかし、ものには適正価格がある。原価としては販売サイドの都合だが、消費者としては、市場とサイフの都合が有る。今までの価格の5割り増しや倍というのは、明快な説明が必要であろう。
安ければ買うが、高ければ別の物にする。いや、別の店にする。
従って、単価があがけば、売れる数量は減るだろう。
低価格商品は、目玉商品でも有り、単体では赤字らしい。
従って、無理に売れないほうが、赤字は増えないという理屈もある。
しかし、目玉商品のみを利用するかどうかも問題だ。
あわせて他の商品を利用するかどうかだ。
価格設定がこのようにいい加減な店なら、足を運ぶのもはばかられる。
そもそも、いきなり、昨日までと異なる、5割増しの料金を請求される驚きはないだろう。
会計で始めてその事実を知るのは問題だ。
さて、半額セールの頃、チーズバーガーのチーズが半分も入っていない事があった。
お持ち帰りで、電車に乗った後なので、店に文句も言えなかったが、本部からは誠意ある回答は得られなかった。
半額セールとは、商品内容も半分という「画期的商売」、行く先は見えている。
新規作成日:2003年2月11日/最終更新日:2003年2月11日