呆れて物が言えない日本通運

2003.3.31 19:30頃、品川区旗の台5の歩道上で、日本通運品川支店 品川ペリカンセンターのワゴン車と、自転車が接触した。
しかし、運転手は、一切の救護義務を行わないままであった。
これに対して、上司たるものも、接触の事実確認はできないとして、なんら謝罪もなかった。

さて、現場は、中原街道ぞいの歩道である。
日本通運品川支店 品川ペリカンセンターのワゴン車は、中原街道上に駐車して荷役すると車道の邪魔であるとして、歩道上に車輌を進入、走行させ、駐車、運行しているが、警察署への道路使用の届け出はしていない。
もちろん、道路交通法違反である。

また、歩道から車道へ出る際、車道側しか確認せず、運行するという、極めて危険な物である。
もし、子供であれば、ひき殺されていたであろう。
この場合、現実の結果がどうかと言う事は、むしろどうでもよかろう。
かかる危険運行によるトラブルに対する対処の問題である。

が、運転手の主張は「しょっちゅう文句をつけていて、またかと思ったから無視した」と言う。
本件の被害者は、今回が始めてであり、誤認であろう。
が、類似の問題の存在を知っていれば、歩道上に車がある事が「道路交通法違反」である事をまず考えなければなるまい。
そして、歩道上の車が、まず「道路交通法違反」と言う犯罪である事を認識し、対応すべきである。
すなわち、本日に至らぬうちに、不法行為をやめておかなければならない。

品川ペリカンセンターの責任者は入院中であるとして、代理が来たが、ポケットに手を突っ込んだまま「ぶっかっている確証がないからそれ以上何かあるのか」という事である。

歩道上から前方確認もせずに自転車に接触した可能性がある状況での態度だろうか。

まずは、しかるべく謝罪が有るだろう。

高圧的で謝罪の意志がなかったが、とりあえず、所轄署は、歩道上の車輌の問題で、違反切符の処理となった。
至極当然である。

また、交通捜査担当からも、運送管理責任車に対して、行政指導がある事となった。

しかし、社としての謝罪はまだない。

本社総務部法務担当を通じて、支店へ通知させたが、支店次長から「当方の見解として、謝罪はしない。これが当社の決定である」と言う事だ。

このような危険な運送業者は、日本国内から追放されるべきであろう。

ちまたでは、丁寧な「黒ネコヤマト」、速さだけの「佐川急便」、乱暴な「日本通運」と言う。
もちろん、個々の担当によっても差はあるのだろう。
が、総じて、荷物の取扱に対して、心のこもり方がわかる表現でもある。
貨物の破損率、不着率の統計も見てみたい物だ。



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新規作成日:2003年3月31日/最終更新日:2003年3月31日