公共施設での禁煙
最近、公共施設、とりわけ学校での禁煙が進んでいる。
なかなか良いことだ。
喫煙は権利のように考えているものが多いが、周りに及ぼす影響も計り知れない。
周りの権利を侵害しているのだ。
健康被害はもちろんだが、吸殻の処置には閉口する。
歩行禁煙など、火のついたものを振り回していて危険極まりない。
火の付いたタバコをそのままほうり捨てた馬鹿がいた。
現物を拾い上げ持ってゆくと「火を近づけたら危ないだろう」と文句を言う。
そのとおり、危ないのだ。
そういう危険物を、街中にばら撒いたのはお前なのだ。
回りに一切迷惑をかけないこと。
すなわち、吸殻はきっちり持ち帰る。燃え落ちる灰も同様だ。
煙は他の人にかからないようにする。すなわち、自宅もしくは空気清浄機完備のところでに限定する。
これが履行できることが条件だろう。
学校での禁煙は、遅きに失したといっても過言ではあるまい。
そもそも教職員は生徒を指導し範となるべきである。
生徒は当然喫煙は禁止だ。
しかし、目の前の教職員が喫煙している。
生徒には禁止し、自分はいいのか。
もちろん、法律による年齢制限からこういう図式が構成されるわけだが、教職員が日中我慢することにどれほどの問題があるのだろうか。
苦難を乗り越え我慢する姿こそほめられたものである。
煙に充満した職員室。こんな中で頭が回るわけがなかろう。
新規作成日:2003年12月30日/最終更新日:2003年12月30日