2004.10イラク人質殺害事件
2004.10.末、中東のテレビ局アル・ジャジーラが、日本人人質の犯人のビデオメッセージを伝えた。
「24時間以内の自衛隊撤退」を要求したものだった。
その後、わが国の懸命の努力にもかかわらず、殺害された遺体として発見された。
今回は、本人も家族も、政治的な色彩が無いことがポイントだ。
しいて言えば、先の2組5人の人質事件の中で、一人くらい血祭りに上がっていれば、今回の事件は起きなかっただろう。
あの、政治的に害のある、お騒がせな連中がやりたい放題やった結果の悪い判断例だ。
いみじくも、今回の家族が言っていた、彼の存在意義は、後続の愚か者にストップをかけた、その意味では尊い犠牲だろう。
ただ、今回の家族が、前回と違い、紳士的だったことが気の毒だ。
前回の馬鹿の5名は、自作自演も疑われる、の〜てんきなものだったのに対して、今回は、本物の犯人だったことが災難だ。
そしてまた、もっと真剣に育てていれば、ふらふらとイラクに行くようなこともなかったことだろう。
「すみませんでした」ここに彼の切実な声が聞こえた。
しかし気がつくのがちょっと遅すぎた。
イラクに行って何かを探すより、国内で他にすることは山ほどあったろう。
台風、震災の復旧の手伝いでもしていれば、このような結果にならなかったことは確かだ。
しかし、この平和ボケは、彼のみに責任はない。
日教組主導の、長年のいい加減な教育の結果だろう。
電車内で不審物を見かけたら、通報をと言いう。
では、不審物の定義は?、落し物、忘れ物との区別は?
慌てて降りた人が残した荷物、これとて落し物、忘れ物か、犯人が置き去りにしたものか区別はつかない。
先日、東急目黒線で、持ち主不明の荷物を見かけたので、「車内連絡ボタン」で連絡した。
このとき、目黒駅の助役は「落し物、忘れ物なら、駅員のところまで持って来いよ」とほざく始末。
もし、爆弾だったら?、サリンなどなら?
要するにその程度の危機管理なのだ。
新規作成日:2004年10月31日/最終更新日:2004年10月31日