スポーツの本来の記録

スポーツは本来は精神と肉体の健康を保つためのものだ。
が、競技としては、レコード、記録も意味を持つ。
しかし、その輝かしいとされる記録には、単に記載だけであって、実体を伴わないものも多い。


大相撲で、朝青竜関が、大鵬の記録を破り、7場所連続優勝を果たしたという。
確かに、7場所連続優勝自体はそうかもしれない。
が、その重みは雲泥の差だ。
大鵬の時代は、柏鵬時代とも言われる、大横綱が2名、時には張出横綱さえもいる強豪数ある時代だ。
対して現状では、一人横綱、あまっさえ、番付こそ大関以下がついているものの、その実力は幕下並みばかり。
これで勝てても当たり前で、その時代にいれば誰でもなしえた記録だ。


2005年8月には、夏の甲子園で、駒大苫小牧が57年ぶりの2連覇を飾った。
が、そもそも、出場資格がなかったといっても良い。
時あたかも、明徳義塾では、不祥事で出場を辞退している。
駒大苫小牧は、不祥事を承知で、優勝するまで隠していたからたちが悪い。
夏の甲子園の公式記録には、駒大苫小牧の優勝が記載されているが、出場自体の不正という声も残っている。
果たして2006.3.3卒業式直後の打ち上げで飲酒喫煙で補導され、春の甲子園出場を辞退した。
夏の甲子園出場選手もいたらしいが、これでも優勝の記録は有効というのだろうか。




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新規作成日:2006年2月23日/最終更新日:2006年2月23日