世界の潜水艦 カナダ CANADA MARITIME COMMAND CANADA
本項は 「現代の潜水艦」掲載用として整理したものをもとに掲載しており、更新なき場合、2001年7月のデータにもとずいています。
太平洋と大西洋の両大洋に面する海域を持つカナダ海軍では、大型フリゲートを中心とする外洋対潜部隊を有すると共に、イギリス海軍のオベロン型に続いて、アップフォルダー型を導入している。潜水艦の基地は、太平洋岸のエスクイモルト、大西洋岸のハリファックスに置かれている。独自の潜水艦救難体制は有しておらず、アメリカに依存している。また、専用の支援艦艇も無く、基地に依存している。
潜水艦 オベロン型
戦後イギリス海軍で量産された潜水艦であるが、供与ではなく、新造艦である。現在1隻が現役に留まっているが、涙滴型以前の艦型で、退役も近いと思われる。
2,040t(水上)
2,415t(水中) 12kt(水上)
17kt(水中) 200* 89.92(87.45 pp)
x 8.80 x 5.48 6/533mm 魚雷発射管
(有線誘導魚雷) ディーゼル
2基2軸 7(士官)
58(下士官・兵)
◆ SS オベロン型 1
SS 73 ONANDAGA 1967
潜水艦 アップフォルダー型
戦後イギリス海軍で量産された最後の通常動力型潜水艦で、イギリスの財政悪化による海軍縮少に伴い、就役間もなく、カナダ海軍へ売却されつつあり、最終艦の引渡しは2002年が予定されている。カナダ海軍では、ヴィクトリア型とよばれている。
2,185t(水上)
2,400t(水中) 12kt(水上)
20kt(水中) 200+ 70.26 x 7.60 x 5.50 6/533mm 魚雷発射管
ディーゼル
2基2軸 7(士官)
37(下士官・兵)
◆ SS アップフォルダー型 4
SS 876 VICTORIA 1991
SS 877 WINDSOR 1993
SS 878 CORNER BROOK 1992
SS 879 CHICOUTIMI 1990
新規作成日:2003年2月15日/最終更新日:2003年2月15日