ssbn 世界の潜水艦 大韓民国 Republic of Korea ss

本項は 「現代の潜水艦」掲載用として整理したものをもとに掲載しており、更新なき場合、2001年7月のデータにもとずいています。


大韓民国海軍では、ドイツ 209/1200型の保有により、本格的潜水艦隊を整備した。目下、ロシア 改キロ型、SSU型などの整備が計画されている。また、イタリア設計 SX756型、KSS-1型などの小型潜水艦も整備されている。20世紀の最後の年に実現した朝鮮半島の南北首脳会談だが、「雪解け」へ一直線に進むとは考えられず、いまだ北朝鮮とは停戦状態が継続されており、軍事的緊張は続いている。209型は9番艦の2001年就役が予定されており、これに続くシリーズとしてドイツの214型が決定している。潜水艦救難艦も1隻、保有しているが、DSRVは有していない。
2000.11の情報として、ドイツHDW社に3隻の1800t型を発注し、2009までに韓国内で建造の見込みである。これに伴い、ロシアとのキロ型3隻の投入は白紙に戻されている。

潜水艦 209/1200型(チャンボゴ)
ドイツHDW社の輸出用潜水艦で、1番艦はドイツで建造されたが、2番艦以降は、国内の大宇(Daewoo)造船所で行われている。2000年5月には最新艦(8番艦)ナデェヤンが就役した。
1,100t(水上) 1,285t(水中) 11kt(水上) 22kt(水中) 250 56.10 x 6.20 x 5.50 8/533mm 魚雷発射管 (機雷) ディーゼル 4基1軸 8(士官) 27(下士官・兵)
◆ SS 209/1200型 8 (+ 1)
SS 61 JANG BOGO 1993
SS 62 LEE CHUN 1994
SS 63 CHOI MUSEON 1995
SS 65 PARK WI 1996
SS 66 LEE JONGMU 1996
SS 67 JEONG UN 1998
SS 68 LEE SUNSIN 1998
SS 69 NA DAEYONG 2000
SS 71 建造中

潜水艦 214型
ドイツHDW社の輸出用潜水艦で、燃料電池によるAIP機関搭載の実用潜水艦。AIPの燃料タンク(酸素と水素)は、耐圧船殻内に搭載される。艦型は鯨型で、潜舵は艦首に取り付けられている。

潜水艦 改キロ型 (636型)
ロシアの輸出用潜水艦で、キロ級の改良型である。次期潜水艦として、2〜6隻の輸入が計画されている模様である。
2,350t(水上) 3,126t(水中) 11kt(水上) 20kt(水中) 240(運用)* 300(最大)* 73.80 x 9.90 x 6.60 6/533mm 魚雷発射管 (機雷) 1/SAM ディーゼル 2基1軸 13(士官) 39(下士官・兵)
◆ SS 改キロ型 0 (+ 2)
DSC_3576.
(写真はロシア海軍の艦)
ロシア海軍 kolo級

潜水艦 SSU型
現代(Hyundai)重工により、次期潜水艦として、6隻の建造が計画されている。

潜水艇 SX756型
海兵隊により運用されている、水中工作員輸送用の潜水艇である。イタリアの設計によるもので、2隻目からは国内で建造されている。
78t(水上) 83t(水中) 8.5kt(水上) 6kt(水中) 100* 25.20 x 2.02 2/533mm 魚雷発射管 (機雷) ディーゼル 1基1軸 6 8(特殊部隊)
◆ SSM SX756型 7 1988


潜水艇 KSS-1型
水中工作員輸送用の潜水艇である。209/1200型導入まで、唯一の潜航兵力であった。
150t(水上) 175t(水中) 6kt(水上) 9kt(水中) 100* 2/533mm 魚雷発射管 ディーゼル 1基1軸 6 8(特殊部隊)
◆ SSM KSS-1型 3
SSM 51 1985
SSM 52 1990
SSM 53 1991


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新規作成日:2003年2月15日/最終更新日:2003年4月10日